柴咲コウ、海外進出で人気に? 黒髪美人で世界基準のハイチークボーン:顔相鑑定

顔相鑑定士の池袋絵意知が、今話題のあの人やこの人の顔相を解説します。今回は、女優の柴咲コウさんを鑑定。

池袋絵意知

顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は、公開中の映画『蛇の道』(KADOKAWA)で主演を務める女優・柴咲コウさん。1998年に劇場公開された黒沢清監督による傑作サスペンスを、フランスに舞台を移してセルフリメイクしたリベンジサスペンス。

娘を殺された父親と彼に手を貸す精神科医が繰り広げる徹底した復讐の行方を、全編フランスロケ&フランス語で描き出す、フランス・日本・ベルギー・ルクセンブルク合作映画です。

柴咲さんの全編フランス語での演技、柴咲さん演じる小夜子による拷問シーンも話題になっています。


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■法令線が目立ってきた

柴咲コウ

柴咲コウさんは「典型的なカッコいい系の美人顔」です。そのため、10代の頃から大人っぽく、30代になっても顔の印象があまり変わりませんでした。

しかし、42歳の今、ここ最近は年齢以上に老けて見えるようになりました。

1番の理由は口まわりの変化で、口元がたるんで鼻と口の間が長くなり、法令線ができたことにあります。法令線は「老け顔」の象徴で、女性はできるのを嫌がりますが、口を囲むようにできるのは経営者に多く、部下運がいいことを表します。

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■40代の金髪は逆に老けて見える?

柴咲さんは、2016年にレトロワグラース株式会社を設立しCEOに就任。ファッションブランドを立ち上げるなどし、2020年4月からは自身も所属する芸能プロダクションとして事業を拡大してきました。

この法令線は、「経営者として生きてきた証」とプラスにとらえてほしいです。

老けた印象に見えるのはヘアメイクの影響も大きいです。この写真の髪型のように金メッシュを入れたり金髪に染めると、もっと年配の人がやる白髪隠しのようにも見えますし、顔と合ってなくて不自然に見えます。

また、この写真の真っ赤な口紅も役作りでしていたのかもしれませんが、老けて見える要因になっています。

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■立体的かつ直線的な横顔の美しさ

ところが、『蛇の道』の予告映像や冒頭シーンを見ると、額を出した黒髪セミロングの髪型にナチュラルメイク。口紅もマットで落ち着いた色をしていました。表情はどこか遠くを見るようなものが多く、サスペンスの精神科医役に見事にマッチしています。

車を運転する横顔のシーンでは「カッコいい系美人顔」の象徴でもある、立体的かつ直線的な顔の特徴がよくわかりました。また、西洋の美人の基準である「ハイチークボーン(高い頬骨)」をしているのもよくわかりました。

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■黒沢清監督とのコンビに期待

眉も太め長めで、上げすぎず、角度をつけすぎずでお顔に合っていました。そして、やっぱり、黒髪が似合います。欧米の人が見ても美人と感じる顔で、欧米人にはエキゾチックに見える日本人の黒髪。

黒沢清監督といえば、カンヌ国際映画祭の常連、前作の『スパイの妻』がベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)に輝くなど、海外での評価も高い監督。黒沢監督とのコンビで柴咲コウさんも海外の映画祭の常連になるかもしれません。


◆池袋絵意知

観相家、顔研究家、顔面評論家。 出版社、人材総合サービスを経て顔研究の道へ。著書に『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』(明日香出版社)『顔相恋占い』(池田書店)『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員。個人鑑定・開運相談も行う。

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(取材・文/Sirabee 編集部・池袋絵意知

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