成績不振の中日ドラゴンズ・立浪和義監督に高木豊氏が独自提言 「選手を信じて」

4月は首位に立つも、17日終了時点で東京ヤクルトスワローズと同率5位となっている中日ドラゴンズ。高木豊氏は、立浪和義監督に独自の考えを力説した。

立浪和義

元横浜大洋ホエールズの高木豊氏が自身のYouTubeチャンネルで、低迷する中日ドラゴンズ・立浪和義監督に提言した。

【動画】高木氏が立浪監督に独自提言


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■立浪監督に高木氏が提言

17日終了時点で東京ヤクルトスワローズと並んでセ・リーグ5位となっている中日について語った今回の動画。

高木氏は立浪監督に「選手を信じるということだよ。信頼関係が成り立たないと、仕事にならない。たとえば同じ会社の中でも、疑いながら、認められずにやっている雰囲気って絶対良くないはずだし、結果も出せない。そういう人たちを信じることだよ」と持論を展開する。

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■「信じたオーダーを出して」

さらに「信じた人に対しては責任が生まれてくるはずだよ。信じないと責任を取れないよ。だって、『どっちみち疑ってんだろ?』となる。それは以心伝心で感じるものがあるよ、人だから」と高木氏は語る。

続けて「後半戦に向かう前に、信じたオーダーを出すということだよ。みんなのミーティングの前で説くということ。相当なことがないと代えない。代えられるということは、逆に言えば、代えられた選手は責任を全うされてないっていうこと。それを判断していく」と指摘。

そのうえで「状態を見てこいつに代えるからって。打順というのは大きく代えないけども、『このメンバーで大体いく』ということを言ったほうがいい。責任を持たせたほうがいい」などと考えを示した。

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■立浪監督は選手を信じきれてない?

森藤恵美は「今の立浪監督の毎日打順を変えたり、ポディションが変わってしまったりすることに関して、豊さんはどう思いますか」と質問する。

これに高木氏は「信じきれてない。括弧たる自信があれば、絶対代えないはずなんだよ。それなりの疑いがあるから(代えている)。『こうなればいいな』という憶測でやってる」と指摘。

そして「勝負だから計算じゃないとダメ。これだったら絶対こうなるという言い切ってミーティングで。それでスタートさせるべき。勝負事っていうのは勝算を持って戦わないと勝てないよ」と力説していた。

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■4月は首位に立つも…

4月に首位に浮上した中日だが、5月に入ると負けが混むようになり、下位に転落。交流戦も7勝11敗と負け越した。

不調が続く状況だが、セ・リーグが混戦のため、首位とは6.5ゲーム差。大型連勝などがあれば逆転優勝の可能性もある。

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