『虎に翼』裁判官編・花岡再登場の“意味”「ここにあったなんて…」 当時の新聞記事との“比較”も話題

7日放送の朝ドラ『虎に翼』では、岩田剛典演じる花岡をめぐる衝撃的な展開に驚きの声が。寅子(伊藤沙莉)と再会した“意味”について考える人も見受けられた。

岩田剛典

伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、岩田剛典演じる花岡の死が伝えられた。Xではこの衝撃の展開に驚きの声があがり、花岡が再登場した“意味”について考える人も見受けられた。

【画像】花岡の死を知らされる寅子


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■花岡を気にかけるも…

司法省で勤務し始めた寅子(伊藤)は、判事として東京地裁に戻っていた花岡と再会。花岡は経済事犯専任判事として、食糧管理法違反事件を担当していた。そのため闇市を利用せず、日々の食事を配給食糧だけでまかなっていたため、昼食の弁当も麦とくず米のおにぎり1つに芋1切れと質素なものになっていた。

7日の放送では、寅子が花岡と再会した公園で、花岡がやってこないか気にかけながら弁当を食べるも、花岡は現れず。部署に戻ると職員たちが一様に沈痛な表情を浮かべて押し黙っており、寅子が理由を問うと、小橋(名村辰)が「花岡が死んだ」と告げた。

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■「そんな!」「胸騒ぎが」

この衝撃の展開に、Xでは「花岡…! そんな!」「花岡さん…せっかく再会できたのに」「泣きながらお昼ご飯食べてる」「花岡どういうことなん…」とショックを受ける声が。

また、前日放送回までの花岡のやつれぶりなどから「死ぬ気がしてたわ…」「ああ…やっぱり花岡さん」「思わせぶりな再会だったから胸騒ぎがしたら本当にそうなってしまった」と予測していた人もみられた。

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■予告編の新聞記事に注目

そんな中、本編後の来週の予告映像に映っていた、花岡の死について伝える新聞記事に注目が集まった。

記事は「判事がヤミを拒み栄養失調で死亡」「遺した日記で明るみへ」との見出しで、「ギリギリの薄給」「極度の栄養失調」といった文が見て取れる。

花岡のモデルになったのは、佐賀県出身の山口良忠裁判官。闇米などを所持して食糧管理法違反で検挙された人の事案を担当していたことから、「取り締まる自分が闇米を食べてはいけないのでは」と考え、配給食糧のみを食べ続けて栄養失調で亡くなったことで知られている。

山口裁判官の死は社会に大きな衝撃を与え、裁判官や検事の待遇改善につながったり、食糧管理法に対する疑問の声があがったりするなどの影響があった。

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