黒柳徹子、『窓ぎわのトットちゃん』中国では“ハリポタ超え” ファンは「日本の誇り」

中国の出版社の招待で北京に滞在中の黒柳徹子。ベストセラーとして知られる自著『窓ぎわのトットちゃん』の現地での人気ぶりについて明かしている。

黒柳徹子

女優・黒柳徹子が30日、公式インスタグラムを更新。著書『窓ぎわのトットちゃん』(講談社)の中国での人気について明かしている。

【画像】中国に滞在中の黒柳


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■中国では“ハリポタ超え”

中国の出版社の招待で、きのう29日よるから北京に滞在中の黒柳。「私が去年書いた『続窓ぎわのトットちゃん』は、日本でも五十万部を超えるベストセラーになりましたが、出版から8ヶ月足らずで、もう中国語版が発売されるという状況に、とてもびっくりしています」とつづる。

続けて、「前作の『窓ぎわのトットちゃん』は、中国では1,700万部を売りあげて、児童向け図書のなかでは、あの『ハリー・ポッター』シリーズよりも人気なんだそうです」と明かす。

「子供だけでなく学校の先生も読んでいるので、みなさんがそれぞれに好きなエピソードを持っていて、なかでも、私がお便所に財布を落としたエピソードが人気があるとか! そんなことから私は、中国の子供たちは、みんな好奇心が強くて、おもしろいことが好きなんだろうなと想像しています」ともつづった。

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■「人間って変わらないんだ」

さらに、「今回出版された中国語版『続窓ぎわのトットちゃん』のまえがきにも書いたのですが、私がこれまで中国で出会った人たちは、私のちょっとしたパフォーマンスにも、みなさん大笑いしてくださって、そのたびに『中国の人たちは笑うことが好きなんだなあ』と思います。日本のことを中国の子供たちがどう思っているかまではわかりませんけど、少なくとも私の本を読んでくださったかたたちは、私に対して、興味を持ってくださってるようです」とも述べる。

「『続窓ぎわのトットちゃん』を書いている途中にびっくりしたのは、子供のころも大人になってからも、ただただ失敗の繰り返しで、やっていることがほとんど変わってないなぁってことでした。もちろん成長している部分もあるんだろうとは思いますけど、基本的には人間って変わらないんだということに気がつきました(笑)」と結んでいる。

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■ギネス世界記録に認定

『窓ぎわのトットちゃん』は、黒柳が1981年に出版した自伝的物語で、日本国内で累計発行部数が800万部を超えて「戦後最大のベストセラー」ともいわれた。

世界35ヶ国で翻訳され、全世界累計発行部数は2,500万部を突破。昨年12月には、「最も多く発行された単一著者による自叙伝」としてギネス世界記録にも認定されている。

昨年出版された『続 窓ぎわのトットちゃん』は、主人公のトットが東京大空襲後に青森に疎開し、女学校や音楽学校を経てNHKの専属女優となり、アメリカ・ニューヨークに留学するまでを描いている。

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■「日本の誇り」の声

黒柳の報告に、ファンからは「老若男女、古今東西のみんなにおすすめの本ですね」「このお話でみんながほっこりして幸せになれる気がします」「徹子さんの『トットちゃん』がたくさんの幸せを世界中に運んでいってくれてます。宝物のような本」と称賛の声が寄せられた。

また、「徹子さんは、日本の誇り! と言っても過言ではありません」「すごい! 中国でも人気なの知らなかったです! 世界中で愛されてるのは素晴らしいですね」「徹子さんは『平和の架け橋になる』お方だと思います」といったコメントも届いている。

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