中日ドラゴンズ5連敗で3位転落も「今年は強いから大丈夫」 高木豊氏が独自見解
5連敗で3位に転落した中日ドラゴンズ。高木豊氏は「今年は強い」「心配ない」と楽観視する。
■中日が5連敗で3位転落
一時首位に立ちながら、5連敗で3位に転落したドラゴンズ。高木氏は「5連敗したけどまだ貯金が1つある」と前を向く。
続けて「君たちががんばっているからこうなっているんだと。ここからやり直そうぜみたいな、そういう雰囲気を出していければ、俺は大丈夫だと思う。なんらあわてることはない、今年の中日は強いって。それを信じて疑わない。それが大事だろうな」と持論を展開した。
■立浪監督の采配を評価
森藤恵美は連敗中の中日について「連敗で打順を変えたくなるものですけど、そこは変えなくていいですか」と質問する。
これに高木氏は「打順、変えてないじゃん。我慢してるよ。これが成長だって、1番の。それなりに選手を信じられるようになってるんだって。また信じようとしてるんだって」と力を込める。
そして「だから選手もそれに応えなきゃいけないし、首脳陣も我慢しなきゃいけない。今年は首脳陣の我慢が効いていると思うよ。この状態でまだ貯金があるっていうこと自体が前半戦、まだ前半だけど、どれだけがんばっていたかっていうことだよね」と立浪監督の采配を評価した。
■「心配しなくても大丈夫」
連敗中の中日には「そりゃこのままいかないよ。山あり谷ありで、谷を少なくして山を大きくしていく。 今ちょっと谷が来てるけどもあわてるなって。あわてたらもう、損しかないよ」と落ち着きを取り戻すよう呼びかける。
その後高木氏は「心配しなくても大丈夫。ほかのチームも決していい状態のチームはないから。阪神がそこそこになってきたと思うけど、まだまだだからね。今年は我慢がきくチームが上に行く。じっくり、あわてない」と語っていた。
■一時は首位に浮上した中日
中日ドラゴンズは4月上旬、4年ぶりの6連勝を達成するなど開幕ダッシュに成功。一時セントラル・リーグの首位に浮上した。
ところが18日の東京ヤクルトスワローズ戦に敗北すると、甲子園阪神タイガースに3連敗。23日の読売ジャイアンツ戦にも負け、3位に後退した。
