星野仙一氏が「阪神タイガースの流れを変えた」 OBの田淵幸一氏が独自見解

田淵幸一氏が「阪神タイガースを変えたのは星野仙一氏」と持論を展開。自身が福岡ダイエーホークスの監督に就任した理由も告白。

■阪神の流れを変えたのは星野氏

江本氏は「阪神タイガース時代はどうだったんですか? 優勝しましたよね」と質問。

この問いに田淵氏は「球団の流れを変えたのは、あいつ(星野)だよ。久万オーナーに説教じゃないけどアドバイスで『金だけナンボ捨てても強くなりませんよ』と。それで2002年のオフに22人解雇した」と振り返る。

続けて「彼がしたことは、事務所の人を10何人、フランス料理につれて行ったんだよ、芦屋の。金はかかるわな。今までそんなのないよ、俺もいたけどさ。それで女性軍が喜んじゃってさ。まず、事務所の人を掌握したんだよ」と語っていた。

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■2003年にリーグ優勝

星野氏は2002年、野村克也監督の後を受け、阪神タイガースの監督に就任。同年を4位で終えると選手を大量解雇し、FAで金本知憲選手を獲得するなどして、チームを改革する。

2003年は序盤から阪神は強さを見せ、チームを18年ぶりの優勝に導く。星野氏は2004年に健康上の理由で退任するが、後任の岡田彰布監督が2005年にリーグ優勝を達成した。

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■田淵氏が阪神監督時代の星野氏を語る