『虎に翼』伊藤沙莉、カメラに映らない演技が好評 天海祐希のアドバイスが芝居に影響も

1日にスタートした朝ドラ『虎に翼』の演技が早くも話題の伊藤沙莉。その熱演には、子役時代に共演した天海祐希の影響が…。

伊藤沙莉・天海祐希

女優・伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説『虎に翼』がきのう1日にスタート。伊藤の演技に注目が集まる中、きょう2日の放送で伊藤が見せた「見えない場所での演技」も話題に。そこには、過去に共演した天海祐希の影響が…。


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■『虎に翼』での演技が早くも話題

『虎に翼』は、日本初の女性弁護士、判事、裁判所所長となった三淵嘉子さんをモデルに、法曹の世界に飛び込んだ猪爪寅子(伊藤)の人生を描くストーリー。

きのう1日に放送が始まると、X(旧・ツイッター)では、視聴者から「沙莉ちゃん演技いいな」「やっぱ演技上手いね」「沙莉ちゃんの演技好きだなあ」と早くも評価する声が見受けられた。

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■ほとんど姿が映らず…

そんな中、きょう2日の放送では、高等試験(司法試験)合格を目指す書生の佐田(仲野太賀)の弁当を大学に届けに行った寅子が、講義が行われている教室を覗き込むと、「婚姻状態にある女性は無能力者」という言葉を耳にする。

「無能力者」は法律用語であり、「無能」という意味ではないものの、その言葉に動揺した寅子は思わず「はあ!?」と大声で反応。扉の外で考え込んでいるところを、講義を行っていた桂場(松山ケンイチ)に見とがめられる…という展開に。

教室の中から撮影されたアングルでは、扉の外にいる伊藤の姿はほとんど映っておらず、かろうじて頭頂部だけが見える状態だったが、伊藤のぴょこぴょこと動く頭の様子で、寅子の動揺ぶりが見てとれるシーンとなった。

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■『女王の教室』で天海と共演

伊藤といえば、9歳のときに子役としてデビュー。2005年には、ドラマ『女王の教室』(日本テレビ系)に11歳で出演した。

伊藤は後に出演したテレビ番組で、同ドラマで共演した天海から贈られた言葉が「ずっと宝物」だと語る。

同ドラマでは、伊藤はクラスメイトと共にいじめを行う生徒・桃を演じていたが、教師を演じた天海から「あなたはカメラが自分に向いていないときでも必ずしっかりちゃんとお芝居をしている」と声をかけられたという。

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■「それだけを守ってきました」