失礼すぎる… 約9割の人が「あいさつ」をしたときにされた負の対応とは
あいさつをするのは、基本だと思っている人も多いと思うが…。
職場などで顔を合わせた人にあいさつをするのは、コミュニケーションの基本といえるかもしれない。しかしなかにはあいさつをしたのに、返事をしてくれない人もいるようだ。
■約9割「あいさつを返してもらえず」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女800名を対象に「あいさつへの反応」に関する意識調査を実施したところ、全体で89.3%の人が「あいさつをしたのに返してもらえなかった経験がある」と回答した。
■年齢が上がるほど少し増え
性年代別で見ると、年代が上がるほどに若干だが割合が増えている。
立場が上がるほどにあいさつを無視されることは減ると思いきや、実際にはそうでもないのかもしれない。
■おとなしいタイプの後輩が
後輩があいさつを返してこないという30代男性は、「会社の後輩はおとなしいタイプなので、会社の人たちといつまでも距離がある状態なんです。それは性格の問題なので、仕方がないと受け入れています。ただあいさつをしてもたまに返事をしてこないときがあって、さすがにそれは人としてどうかと思ってしまいますね」と語る。
あいさつを返さないのはもったいないと思っているようで、「『おはようございます』と返すだけなので、難しいことではないと思うんです。それなのにそんなつまらないことで、上司からの評価を下げてしまうのはもったいない気がしています。仕事はきちんとこなしているので、本来はもっと評価されるべき人材だと思うのですが…」と続けた。
■自分はあいさつを返さないのに
あいさつを返してくれない上司を持つ20代女性は、「上司に、あいさつしてもまったく返してくれない人がいるんです。どうも自分より下の人には、あいさつを返さなくてもいいと思っているようで…。さすがにもう慣れましたが、どんな立場の相手であってもあいさつは返すべきものだと私は思っています」と話す。
しかも人のあいさつには厳しいらしく、「自分ではあいさつをしないのに、部下がたまたまあいさつしなかったことに愚痴をこぼしていたのも驚きました。そんなにあいさつが大切だと思っているのなら、まずは自分がきちんと返すべきはずなのに…。人間としての器が、とても小さいと感じてしまいました」と不満を述べた。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
調査対象：全国10代～60代の男女800名
