川口春奈主演の新ドラマ『9ボーダー』 木南晴夏&畑芽育と3姉妹役で初共演

4月期のTBS金曜ドラマ『9ボーダー』。各年代のラストイヤー=「9ボーダー」を川口春奈、木南晴夏・畑芽育が3姉妹役で演じる。

■どこか低体温の八海

近年、主演ドラマや注目映画でのヒロイン役が相次ぐ期待の若手俳優・畑が演じるのは、大庭家の19歳の三女・大庭八海(おおば・はつみ)。歳の離れた末っ子ゆえ、家族の愛情を一身に浴びて育つも、どこか低体温の八海。

夢もとくになく、今は浪人生という名目で実家に居座っている。目標を持って人生を歩む同級生たちを見て焦りを募らせる中、気持ちを紛らわすために始めたマッチングアプリで出会いできた彼氏から交際0日婚を申し込まれる。

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■『着飾る』チームが再タッグ

本作のプロデューサーは、『下剋上球児』、『石子と羽男−そんなコトで訴えます?−』、『最愛』など数々の話題作を仕掛けてきた新井順子氏。

脚本を務めるのは、『ペンディングトレイン−8時23分、明日 君と』、『恋はつづくよどこまでも』などを手掛けた金子ありさ氏。

新井氏と金子氏は『中学聖日記』や『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』でもタッグを組んでいるが、川口主演の火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』(前出の作品すべてTBS系)もそのひとつ。2021年の同作以来3年ぶりに3人が集結する。

そして、監督は小説家兼映画監督で、映画『ずっと独身でいるつもり?』、『君が世界のはじまり』をはじめ、近年はテレビドラマの演出も手掛けるふくだももこ氏がメインで担当する。


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■「不思議だけど、すごくコミカル」

主演を務める川口からコメントが到着している。

―――初共演の木南、畑の印象は。

川口:木南さんは思っていたイメージそのままな方でした。すごくカラっとしてかっこいい女性というか、お姉ちゃんぽいというか。こんなお姉ちゃんがいたらいいなっていうような、すごく頼りがいのあるハンサムな印象です。


畑さんは初めてお会いしましたが、小柄で可愛らしい感じだけど、肝が据わっている印象があります。目がとっても綺麗なので、畑さんの美しい瞳が見どころのひとつかもしれません。


―――今年で29歳、「9ボーダー」となるが心境は。

川口:年齢に焦ったりすることはあまりないんですけど、19歳も29歳も大きな節目の年にはなると思います。今回私が演じる七苗というキャラクターも、年齢に対して何にも思わないわけではないというか、あまり気にせず仕事をしたりしているけど30歳が迫ってきて。


20代も終わっちゃうんだっていう何ともいえない気持ちはあるな、ぐらいで。あと、周りの友達とか環境もライフステージが変わったりしていろんな変化がある中で、感慨深いなっていう感じではありますね。


―――ドラマへの意気込み、視聴者へメッセージを。

川口:私は29歳で3姉妹の次女・七苗を演じさせていただきます。不思議だけど、すごくコミカルな楽しい家族だなと思っています。そして、仕事に恋に家族になんだかこれでいいのかなと悩みながら、もがきながら一生懸命演じさせていただきたいなと思います。


とくに女性の方には、心に響くような元気をもらえるメッセージを少しでも受け取っていただければなと思います。

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■「2年ぐらい準備しておけば…」