理容室で仕上がりに不満の外国人男性客がガチギレ 担当者の頭をバリカンで刈り逃走

理容室に入ったものの、仕上がりを見て逆上した客。怒りは相当なものだったとみられ、バリカンを理容師の頭に当てるなどして逃走した。

美容室
Filming the work of a Japanese barber

言葉が通じず、身振り手振りで希望を伝えたとみられる外国人客。しかし思うようなヘアスタイルにならなかったことに腹を立て、とんでもない行動に及んだ。事件の経緯をタイのメディア『Thaiger』などが伝えている。


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■店に来たロシア人

つい先日のこと、タイ・チョンブリー県にある理容室にロシア人の男が入店。さっそく理容師が対応にあたったが、男は英語を話すことができず、どのようなヘアスタイルが希望かををうまく伝えることができなかった。

理容師(32)は身振り手振りで希望を伝えようとする男を椅子に座らせ、カットを開始。約20分後に散髪を終えたが、男は仕上がった髪を見ていきなり怒り始めた。

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■店内で暴れて逃走

数名の客が見ているにもかかわらず、男は逆上。近くにあったテーブルをバンバンと激しく叩き、さらにはバリカンをつかんで理容師の前頭部に押し当てた。

男はそのまま理容師の頭を一部刈り上げたあとに店を飛び出し、外に停めてあったバイクに乗って逃走した。

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■理容師も衝撃隠せず

働くようになって7年の間にさまざまな客の散髪を担当してきたという理容師は、警察に通報して「こんな目にあったのは初めてです」などと語った。

理容師は冷静に対処し、反撃などは一切しなかったこと、そして「いつかあの人が謝罪に来てくれることを願っています」「なぜあんなことをしたのか。それも説明してほしい」とも話した。

店に設置してある防犯カメラに犯行の様子がすべて映っていたというが、男の身柄確保には今のところ至っていない。

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■中国でも過去に類似事件

過去には中国で暮らす男が理容室に行き、担当者にスマートフォンの画像を見せて「こんなヘアスタイルにしてくれ」とリクエスト。しかし仕上がりを見るなり血相を変えて怒り出し、「今度は俺がお前の髪を切ってやる」とわめいて暴れ始めた。

男は小柄な理容師を無理やり座らせ、頭を剃って逃げ出したが、通報を受け捜査を開始した警察に見つかりあっけなく逮捕された。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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