“餌”になるゴキブリに元恋人の名を付け… 動物園のバレンタイン恒例企画に新プランも

アメリカの動物園が発表したバレンタイン企画が話題だ。しつこい相手に諦めてもらえるように、一連を撮影し送り付けることも可能だという。

ゴキブリ

バレンタインを間近に控え、ある動物園が発表した企画に注目が集まっている。アメリカの『People』や『CNN』が報じた。


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■動物園発のバレンタイン企画

話題になっているのは、アメリカ・テキサス州のサン・アントニオにあり、56エーカー(約22万7,000平方メートル)という広大な敷地を誇るサン・アントニオ動物園。世界中の外来種や絶滅危惧種を含む、約800種の動物や鳥がいる。

そんな同園は先月、Facebookでバレンタインに向けた企画を発表。それは動物たちの餌となるゴキブリに「憎たらしい元恋人の名前を付けよう」といった内容で、募金活動の一環として行われ、「クライ・ミー・ア・コクロッチ(ゴキブリのように大泣きしなさい)」と名付けられて毎年恒例にもなっている。

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■しつこい相手への対策プラン

寄付金は10ドル(約1,500円)だが、25ドル(約3,700円)で冷凍ネズミに変更もできる。また生き物に抵抗がある場合は、5ドル(約740円)でロメインレタスやキャベツなどの野菜に名付けることも可能だ。

さらに別れた相手からいまだに連絡が来るなど、しつこくされて困っている人に向けてのプランも新たに用意。150ドル(約2万2,000円)の寄付により、一連の様子を録画してビデオメッセージとして相手に送りつけることもできのだ。

集まった募金は、すべて野生生物の未来を守る活動に使われる。同園の広報担当者によると、昨年では全米50州と世界30ヶ国から8,000件を超す寄付が寄せられたという。元恋人の名を譲り受けた餌が一瞬にして動物にむしゃむしゃと食べられてしまう様子が、「爽快だ」と人気のようだ。

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■変わったバレンタイン企画は他にも

変わったバレンタイン企画を実施するのは、同園だけではない。ニュージャージー州ブラックウッドにあるペット養子縁組センターも、先月イベントを発表している。

50ドル(約7,400円)を寄付すれば、施設にいる猫に元恋人の名前を付けて引き取ることができるというもので、猫たちはすべて避妊・去勢手術を受けてから飼い主の元にやって来る。相手の浮気で失恋した経験のある人たちから、好評だという。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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