披露宴の料理を「一部ファストフードにしたい」 節約狙う女性の案に批判噴出

披露宴を執り行うのはいいが、莫大な費用がかかる。困った女性は料理内容を見直し、「一部をファストフードにすれば安く上がる」と思いついた。

バイキング・ビュッフェ

「ちょっとでも節約したい」と考えた女性が、珍しいアイデアをSNSに書き込んだ。すると「それはやめたほうがいい」「お金が貯まるまで待つべきでは…」といった声が多くあがった。


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■250人に招待状を送付

アメリカで暮らす女性が、愛する人と婚約。さっそく結婚式と披露宴の準備を始めたところ、予想をはるかに上回る費用がかかることが分かった。

250人の知人らに招待状を送ったが、実際に来てくれるのはおそらく200人ほど。そのすべてに食事を提供することになるがお金は貯まっておらず、今のままだと150人分しか払えそうにない。

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■フライドチキンの注文を検討

ケータリングを利用しビュッフェ式の料理を出そうと考えている女性は、「とにかく150人分の料理を用意してもらおう」「50人分足りなくなるけれど、その分は安いファストフード店の商品で賄おう」と考えるようになった。

フライドチキンを皿に並べて出せば、ずいぶん節約できるはず。そう考えた女性がFacebookのあるグループに、「チキンの取り分けも、(他の料理と一緒に)ケータリングスタッフに頼むべき?」「それとも各ゲストに好きに取ってもらうべきでしょうか」といった質問を書き込んだ。

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■「やめたほうが…」という声

これを読んだユーザーからは、「お金が貯まるまで式を延期したほうがいい」「ファストフードだけを出せばどうかしら」「ケータリングスタッフが気の毒。食べ物が足りなくなったら、スタッフが責められてしまう」といった意見が目立つ。

実際に披露宴で出される料理が足りなくなることもあるらしく、あるユーザーは「ビュッフェ式でしたが、途中で料理がすべてなくなりました」「何年も前のことなのに、今もしっかり覚えています」とコメントしている。

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■費用を抑える工夫

結婚式、披露宴を執り行うには大金がかかる。そのため小規模な式にする、無駄な演出は省く、持ち込める物を確認して安い物を揃えるなどして、費用を抑えるカップルは少なくないようだ。

また子供ができれば、養育費や教育費なども馬鹿にならない。「派手婚はせずに貯金にまわしたい」「結婚式や披露宴は不要」というカップルも増えているという。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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