約2割の人が義理チョコを経験 「貰えるのはいいが、お返し選びが大変…」

日本のバレンタインデーは昭和30年代後半から昭和40年代にかけて広がっていったという。

2024/02/14 08:00

チョコレート

今年のバレンタインデーは平日ということもあり、職場や学校用に義理チョコを用意しているという人もいるのではないだろうか。


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■義理チョコを渡した(貰った)ことがある

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女968名を対象に実施した調査では、全体で23.3%の人が「バレンタインで義理チョコやプレゼントを渡した(貰った)ことがある」と回答した。

バレンタインで義理チョコやプレゼントを渡した(貰った)ことがある

なお男女別に見ると、男性は23.6%、女性は23.1%という結果になっている。

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■貰えるのは嬉しいが、お返しが大変…

編集部が話しを聞いた30代の男性は「従業員が女性だけの店で店長をしているので、毎年義理チョコを貰えて大変ありがたいのですが…」と悩ましげ。

まとめて皆からというわけではなく、個人的にバラバラでくれるため、それぞれに手間暇やコストに差があるだろうと思われるわけで、始めの頃はお返し選びに苦労したという。

数年前に見つけた洋菓子店のクッキーが好評で、皆に同じものを返すという流れになり、ホワイトデーの心配がなくなったため、正直ホッとしていると明かした。

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■お返しを期待した打算まみれの義理チョコ

小学生の頃、打算まみれの義理チョコを渡していたという30代の女性は、「まだ子供で、お返しをお母さんが用意してくれるので、美味しいお菓子やかわいい小物をくれた友達にはまた次の年もあげていました」と述べた。

小さい学校で、親同士も顔見知りということもあり、気を遣ってきちんとお返しをくれるものだから調子に乗っていたと振り返る女性。「いま思うととんでもない子供ですよね」と苦笑していた。

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■義理チョコは日本独自の習慣

昭和30年代後半から昭和40年代にかけて日本で広がっていったと言われている現在のような日本でのバレンタインデー。男性から贈るものであったり、ホワイトデーのようなお返しの習慣がなかったりと、国によって文化が違うわけだが、義理チョコも日本独自の習慣だと言われている。

男性も女性も、なんとなくソワソワしてしまうバレンタイン。義理チョコだって貰えば嬉しいものだが、お返しをするのも大変だ。義理とは言え適当なものを返せない。定番のクッキーを見つけたという男性のように、評判のいいお菓子やギフトを自分のお返しの定番にできると安心なのだろうが…。

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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年12月6日~2023年12月10日
対象:全国10代~60代男女968名 (有効回答数)

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