佐々木朗希がMLBに移籍するために必要なことは？ 江川卓が提言
江川卓氏が佐々木朗希の「MLBに行くタイミング」に持論を展開。全員が納得してMLBに行くために必要なことは？
■佐々木投手MLB移籍のタイミングは…
チャンネルスタッフは佐々木投手がキャンプ直前まで契約更改をしていなかったことについて「早期のMLB移籍を希望していたためではないかと報じられている」と指摘し、江川氏に見解を求める。
同氏は「彼のなかではもともと高校生ぐらいから、あるいはもっと前かもしれませんけども、メジャーに行ってやってみたいという願望はあったように報道で受けてます。 だから非常に普通の人の感覚よりも、メジャーという思考が早かったと、われわれは感じていますね」と持論を展開した。
■登板数の少なさを指摘
さらに「契約金をいただいてロッテに入ったわけですから、ロッテとしては契約金に対しての成績というんですかね。それをある程度満足させてほしいとは思うでしょうね 」とコメント。
そして「ローテーションを守って投げるというスタイルが少ないのでね。成績は素晴らしいですけど、登板数が少ないということになってくるとなかなか優勝に絡んでいないでしょうから、球団の言う通りちょっと早いんじゃないかという意見は出るでしょうね」と指摘する。
そのうえで「でもちっちゃいときから、 あるいは中学か高校かわかりませんけど、そのころからメジャーに行きたいので、早く理解してほしいということは、感覚としてはずっと持ち続けているという。 そこに球団と本人のギャップが出てるんじゃないかなと思いますけどね」と持論を展開した。
■どうすれば周囲が納得する？
話を聞いたスタッフは「チームの貢献というのは優勝や日本一、個人タイトルの獲得などがあると思うんですけど、江川さんはローテーションに入って、長いイニング投げるというのが、納得する理由として大きいと考えていますか？」と質問する。
これに江川氏は「今のプロ野球は143試合っていうなかで、1人で投げられる量じゃないので。やっぱり4人とか5人、あるいはセットアップやクローザーがいて。ピッチャーは全員で試合を作っていくというシステムになっていますので」と話した。
