小学館が「編集者一同」としてコメント 芦原妃名子さんの訃報に「強い悔恨の中にいます」

『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんの訃報を受け、小学館の「第一コミック局編集者一同」が公式サイトでメッセージを公表。再発防止に向け、著者の意向を尊重することなどを説明している。

■「寂しいです、先生」

ファンに向け「そこには、ドラマのために先生が描き下ろしてくださった言葉が確かに存在しています。ドラマを面白いと思って観て下さった視聴者や読者の皆様には、ぜひ安心してドラマ版『セクシー田中さん』も愛し続けていただきたいです」と呼びかける。

また、「いつも『プチコミック』ならびに小学館の漫画誌やwebでご愛読いただいている皆様、そして執筆くださっている先生方。私たちが声をあげるのが遅かったため、多くのご心配をおかけし申し訳ありませんでした」と謝罪。

「プチコミック編集部が芦原妃名子先生に寄り添い、共にあったと信じてくださったこと、感謝に堪えません。その優しさに甘えず、これまで以上に漫画家の皆様に安心して作品を作っていただくため、私たちは対策を考え続けます」と記した。

最後は、メッセージを書くにあたって編集者一同で熟慮を重ねたことに触れ、「それでもどうしてもどうしても、私たちにも寂しいと言わせてください。寂しいです、先生」と結んでいる。


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■主な相談窓口

・いのちの電話

ナビダイヤル=0570-783-556(10時~22時)

フリーダイヤル=0120-783-556(16時~21時。毎月10日は8時~11日8時)

日本いのちの電話連盟(https://www.inochinodenwa.org)

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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