80代男が愛人に貢ぐため盗みを連発 呆れた妻は「夫を収監してほしい」

男の家族はかばうどころか呆れ果て、「愛人にやるお金や品を盗んでいるだけ」などと告白。80代の妻もうんざりしているようで、「夫を刑務所にぶち込んで」と話している。

年の差・カップル・夫婦・恋人

若い女性にのぼせ上がり、物やお金を盗んで貢ぐようになった高齢の男。すべてを知る妻にも愛想を尽かされていたことを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。


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■盗みを繰り返した男

2023年12月31日、タイ・シンブリー県で食料品店を営む女性(50)が警察に通報。「この地域で盗みを繰り返す者がおり、多くの店ではこの男を出禁にしています」「でも相手は高齢者。『日常品も買うことができず困っているのだろう』と同情して法的措置はとらずにいたんです」と述べた。

しかし男が女性の店で3,000バーツ(約1万2,500円)を盗んだため警察に連絡することにしたといい、「訴えるつもりはありません」「ただあの男に注意してほしいのです」と伝えた。

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■意外な話をした家族

警察は男を発見し事情を聞いたが、その後に自宅に送り81歳の妻と対面。男の家族にも会い、意外な話を聞かされた。

男があちこちで盗みを働いていたのは、妻や家族を養い生きていくためではない。実はかなり年下の愛人が近所で暮らしており、そちらを養うために犯行を繰り返していたというのだ。

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■妻も呆れ果て…

妻は「こんなことを繰り返す夫にもう我慢できません」「夫を刑務所に入れてほしい」と述べ、自分も被害者だと明かした。男は金の宝飾品や現金、家具などを妻から盗み、愛人に差し出していたのだ。

男と妻は二人暮らしで、成人した子供たちがたまに会いに帰ってくる。そんな静かな生活をしていたのに男は愛人に走り、会いに行くたびにお金や物を与えて喜ばせていたようだ。

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■懲りなかった男

よその女に走り物まで持ち去る男に妻は愛想を尽かし、「家に入らないで」「外で寝てほしい」と要求。それでも男は愛人に貢ぎたいと考え、今度はあちこちの店に行き盗みを働くようになったのだ。

経緯を知った警察は「ご主人を受け入れてやってほしい」「盗みをやめるよう説得してほしい」と妻に話した。男は反省し、「もしまた盗んだら刑務所に行く」などと話しているのだという。

男が再び盗みを働いて逮捕された場合、最長3年の服役と罰金の支払いを命じられることになる。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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