今年も見送られた大晦日『絶対に笑ってはいけない』の復活を希望する？ 意外な男女差も
3年連続で放送が見送られた日本テレビ大晦日の名物番組『笑ってはいけない』シリーズ。復活を希望するか調べてみたら…。
2020年まで15年間にわたって日本テレビ系で大晦日の名物年越し番組だった『笑ってはいけない』シリーズ。しかし、『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時』を最後に放送が終了。今年も復活はならなかった。
■3年連続で放送見送り
1989年から続く『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！』（日本テレビ系）の特別番組であり、裏番組のNHK『紅白歌合戦』に次ぐ視聴率を誇っていたが、21年からの中止は新型コロナウイルス感染拡大の影響も大きかったようだ。
しかし、コロナが「2類相当」から5類に引き下げられ、テレビ番組も多くが正常化している今年も復活はならず。日テレでは、『笑って年越し！THE 笑晦日』が放送される。
ひっそりと消えてしまうかもしれない名物番組について、世間はどのように感じているのだろうか。
■6割弱が復活希望
Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に『絶対に笑ってはいけない』シリーズについて調査したところ、「絶対に復活させてほしい」と答えた人は20.3％。
「できれば復活させてほしい」が37.0％で、復活希望派が6割に迫った。「あまり復活させなくてよい」は23.1％。「復活してほしくない」が19.6％だった。
■男性の支持が根強く
お笑い番組は女性視聴者に人気といった印象があるが、今回の調査ではやや異なる結果に。「絶対に復活」を望む人は、男性のほうが10ポイント以上多く、25.6％。
女性は「あまり復活させなくてよい」が、男性より9ポイントほど多くなっている。番組の企画上、やや男性ウケを狙う部分もあり、こうした好き嫌いにつながっているのかもしれない。
■執筆者プロフィール
タカハシマコト：ニュースサイトSirabee編集主幹／クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ（TCC）会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』（アスキー新書）『その日本語、お粗末ですよ』（宝島社）
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（文／Sirabee 編集部・タカハシマコト）
対象:全国10代～60代男女1,000名（有効回答数）
