ひろゆき氏、政治家に論破され… 番組で見せた“焦りの表情”を元文春記者が考察

西村博之氏が、米山隆一衆議院議員との対談で“論破された”と話題となったことについて、『週刊文春』元記者が考察した。

ひろゆき氏

『週刊文春』の元記者でジャーナリストの赤石晋一郎氏が、5日に更新されたYouTubeチャンネル『元文春記者チャンネル』に出演。インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之氏が、米山隆一衆議院議員に“論破”されたと話題の動画について考察した。

【動画】米山氏とひろゆき氏のやり取りを考察


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■「論破王が論破され動揺」と話題に

話題となったのは、ビジネス動画メディア・ReHacQのYouTubeチャンネル『ReHacQ−リハック−』での、ひろゆき氏と米山氏の対談。

医療制度問題などについて語る中で、ひろゆき氏の意見に対し、米山氏が一つずつ認識の誤りなどを指摘。ひろゆき氏が瞬きが増え動揺する様子などが、メディアでも「論破王が論破され動揺」などと報じられた。

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■「修羅場をくぐった人間の強さ」

この動画の中で、ひろゆき氏は米山氏が新潟県知事時代の2018年に、女子大生との援助交際を『週刊文春』に報じられ、辞任した件について話を蒸し返す。しかしその一方で、ひろゆき氏も「2ちゃんねる」をめぐる裁判で抱えた賠償金を支払わなかったという問題について、米山氏から指摘される場面も。

これらのやり取りに、赤石氏は「ひろゆき氏はあたふたしている感じになってる、顔が。全然論破できないと。米山さんは(女性問題について)選挙でも死ぬほど言われているから、堂々と言い返している。修羅場をくぐった人間の強さっていうのは、すごい表れている」と話す。

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■「底が見えたなって感じがする」

ひろゆき氏はその後も、政治家と女性問題の話題を持ち出すも、ここでも事実誤認をしており、赤石氏は「浅い知識で絡んでいってる」と指摘。

政界で女性問題が表沙汰となった人物の中でも、「米山さんだけはきっちりけじめをつけた」と評価し、衆議院議員選挙でスキャンダルを揶揄されながら「それでも勝ち抜いてきたっていう強さを感じて、ひろゆきさんは軽薄な感じが、底が見えたなって感じがする」と述べる。

また、ひろゆき氏が海外からオンラインで議論に参加することに、「オンラインだと、逃げられるじゃないですか。取材とかもそうですけど、オンラインだと逃げ場があるし、論破されても話をすり替えることができる安全地帯。それも彼のずるさだなっていうのを改めて思った。安全地帯から適当に近いことを言うっていうのもよくない。面と向かって言えよという話」と語っていた。

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■ユーザーからも納得の声

赤石氏の考察に、ユーザーからも「修羅場をくぐった人はやはり強いですね」「米山氏の株が上がらざるを得なかった。最後まで的確にひろゆきさんのやり口を暴いていた。しかも『あなたは私人だから言いたくない』など紳士的だった」「米山さんって失敗したけど責任取って再出発した人ですものね」と納得の声が。

また、「ひろゆきもたまには負けないと成長できないから、時々逆論破されていいと思います」「オンラインだと相手と目を合わせなくていいし、動揺したらパソコンに目をやってごまかせるから、ずるいよね」「他人の過去の過ちを混ぜ返して当て擦るって口喧嘩じゃ一番楽な方法というか、一種の逃げだからな」といった意見も見受けられた。

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■米山氏とひろゆき氏のやり取りを考察