パワハラ疑惑の楽天・安楽智大が自由契約報道 「社会人としてあり得ない」批判の声

パワハラ疑惑が浮上していた楽天・安楽智大について、保留者名簿に記載せず自由契約となることや、被害者が10人に上ることなどが報じられた。この事態に、ファンからは厳しい批判の声があがっている。

東北楽天ゴールデンイーグルス

複数の後輩選手へのパワハラ疑惑が浮上していた東北楽天ゴールデンイーグルスの安楽智大投手が、球団の保留選手名簿から外れ、自由契約となることが30日、一斉に報じられた。X(旧・ツイッター)では、ファンから厳しい批判の声もあがっている。


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■波紋が広がる

安楽投手をめぐっては、日常的に暴言や人格否定を繰り返すハラスメントの被害を訴える声が複数の選手から球団側に寄せられ、契約更改の予定が延期に。

選手会納会などの行事が中止されたほか、元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が、自身のYouTubeで不快感をあらわにして「救う余地がない」と厳しく指摘するなど、波紋が広がっていた。

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■被害選手は10人

報道によるとこの日、森井誠之球団社長が、パワハラがほぼ事実と判明したことを明らかに。球団によるアンケート調査の結果、被害を受けた選手は10人で、約40人が実際に目撃したり、話を聞いていたことも明かした。

きょう30日はNPBに提出する保留選手名簿の期限だったが、安楽投手を名簿に記載せず、自由契約となる旨も説明。自由契約の場合、楽天を含む全球団との契約が可能となるが、森井社長は2024年シーズンについて再契約しないことを明言した。

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■「手のつけようがない」「あり得ない」厳しい声

この報道を受け、Xでは安楽の名前や「被害者10人」「保留者名簿」といった関連ワードが続々とトレンド入りする事態に。

ファンからは、「嘘であってほしいと願ってたけど…残念な結果となってしまった」「とりあえず悲しい」と落胆の声や、「大人がいじめやってたら手のつけようがない」「社会人としてあり得ない」「反省しているなら野球をやるべきではない」と厳しい批判が寄せられた。

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■球団に対しても疑問や指摘

さらに、球団に対しても「今までどうして暴走を止められなかったんだろう」「支配下65(人)だとしたら6割以上の選手が知ってて放置。指名拒否あるレベル」「ちょっと楽天って球団に対してこれまでとは同じ見方をできない」と疑問や指摘もみられる。

また、「おそらくチーム創設以来一番厳しいシーズンになる」「ちゃんと支援できるか、楽天さん。そこ世間は見てるからね」「こういうのはどんどん明るみにしてって、なくなる風潮になっていけばいいと思う」といったコメントも見受けられた。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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