埼玉で発見した映画館、何かがおかしい… 地元愛の強さが「最高すぎる」とネット民驚愕

映画『翔んで埼玉』の続編公開を控え、さいたま市の映画館・MOVIXさいたまが本気に。同作に「全振り」した光景が話題となっている。

2023/11/22 04:45

23日公開の映画『翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜』を前に現在、埼玉県内では静かな緊張が走っている。まさに「嵐の前の静けさ」といったところだろうか。

そんな中、さいたま市の映画館・MOVIXさいたまが掲げた「怒涛のポスター群」が、ネット上で話題となっているのだ。

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■この映画館、何かがおかしい…

今回まず注目したいのは、Xユーザー・江ノ島さんが投稿した1件のポスト。

「さすがMOVIXさいたま、翔んで埼玉以外の宣伝は全捨てしてて素晴らしい」と綴られた投稿には、映画館の外観が映った写真が添えられている。

MOVIXさいたま

通常の劇場であれば、公開中の作品・話題作のポスターが掲出されているはずだが…なんと、こちらのスペースには大量の『翔んで埼玉』ポスターが出現していたのだ。

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■「郷土愛が素晴らしい」と称賛の嵐

埼玉の浦和を地元とする記者はよく知っているが、埼玉県民とは「山田うどん」を主食とし、「北辰テスト」に学び、週末は「池袋」で遊ぶ、気の良い民族である。

ときに「何も無い」「ダ埼玉」といったディスを受けることもあるが、そうした経験が蓄積された結果、自虐ネタが得意に。そんな埼玉県民の多くは「ディス映画の極致」である『翔んで埼玉』続編の公開を、心から渇望していたのだ。

前出のポストは投稿から数日で8,000件近くものリポストを記録するほど話題となり、他のXユーザーからは「おっ、全力モードに入ったか」「郷土愛が素晴らしすぎる」「これは潔い」「気合い入ってんなぁ…」など、驚きと称賛の入り混じった声が多数寄せられていた。

MOVIXさいたま

そこで今回は、MOVIXさいたまおよび、同館を運営する「株式会社松竹マルチプレックスシアターズ」に詳しい話を聞いてみることに。その結果、埼玉県民の有する「底抜けの地元愛」が明らかになったのだ…。

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■この埼玉県人、完全にノリノリである