不妊症の嫁が出産した身内に嫉妬し「会いたくない」 親族で集まりたい姑が困惑

「赤ちゃんを産んでママになりたい」という願いを叶えることができず、悲しい思いをしてきた息子の嫁。身内の妊娠・出産に拒絶反応を示すようになり、姑は困ってしまった。

母・娘・姑・嫁

赤ちゃんに恵まれず苦しんでいる息子の妻が、出産した身内に会うことを拒否するように。そのせいで家族・親戚との付き合いが変化しつつあるという姑の悩みに、『Chicago Sun-Times』などアメリカのメディアが注目した。


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■不妊症に悩む息子の妻

海外で暮らす女性の息子が結婚し、「子供が欲しい」と考え子作りに励んできたが、息子夫婦が赤ちゃんに恵まれることはなかった。

今も赤ちゃんを望んではいるものの、宗教的な理由から息子夫婦は不妊治療を拒否。女性も「それはそれで立派」と考えふたりを温かく見守ってきたが、少し前に身内が出産したことで、家族関係に亀裂が入ってしまった。

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■身内に会うことを拒否

嫁が「私は妊娠できず、つらい思いをしているんです」「だから赤ちゃんを産んだ人には会いたくないし、赤ちゃんも見たくない」と言って、女性を困らせるようになったのだ。

息子は嫁の気持ちを理解してサポートしつつ、内緒で身内を訪問。二度ほど赤ちゃんを見に行ったというが、板挟みになって苦しんでいるようだ。

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■解決を望むように

家族・親戚との集まりを計画したいと思っても、以前のように全員を招待することはできない。息子夫婦を招くときは、赤ちゃんとその両親を呼ぶことができないからだ。

嫁の気持ちは理解できるが、家族が少ないこともあって身内を大事にしてきた女性にとって、今の状況は耐え難い。どうにかして解決したいと考え、アメリカの人生相談コラム『Dear Abby』に悩みを寄せて助言を求めた。

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■「専門家の助けが必要」と判断

回答者は「赤ちゃんを産んだ人を避け続ければ、お嫁さんの友人や家族の輪はどんどん小さくなり、最後は孤立するでしょう」と回答者は断言する。

このような状況から抜け出すためにも、「お嫁さんはカウンセリングを受けたほうがいい」「夫である息子さんがしっかりと受診を後押しするのがベスト」とも付け加えた。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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