カウアン・オカモト氏、ガーシー被告に「恩がある」　一転“英雄扱い”に疑問の声も

元ジャニーズJr.のカウアン・オカモト氏が30日、公式X（旧・ツイッター）を更新。YouTube上で芸能人らを繰り返し脅迫した罪などに問われている元参議院議員のガーシー（東谷義和）被告について、「恩がある」と投稿し、ユーザーからさまざまな声があがっている。

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■ガーシー被告が「唯一取り上げてくれた」

ガーシー被告は昨年、YouTube上で俳優・綾野剛らを繰り返し脅迫したとして、暴力行為等処罰法違反（常習的脅迫）や強要、名誉毀損などの罪に問われている。

オカモト氏は、昨年11月にガーシー被告の配信に出演し、スマイルアップ（旧・ジャニーズ事務所）の創業者・ジャニー喜多川氏による性加害について告白していた。

報道によると、オカモト氏はこの日東京地裁で開かれた第2回公判に弁護側の証人として出廷。ガーシー被告について、「当時、ガーシーさんが日本のメディアで唯一、（性被害を）取り上げてくれた。（配信で）真実を伝えてくれたし、勇気をもらったという恩があって来た」と証言。「影響力のあるカリスマで、コメンテーターなど、違った形のエンタメを届けてほしい」などと語っていた。

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■「心より感謝してます」

オカモト氏は閉廷後にXを更新すると、「彼には恩がある。ガーシーさんはジャニーズの性加害問題を唯一取り上げてくれた影響力のあるメディアであり、彼の功績は大きいと思います」と改めて投稿。

「脅迫は決して許されることではないと思いますが忖度せずに真実を言って頂いたことに関してはたくさんの人が勇気をもらいました。心より感謝してます」とつづった。

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■「感動」「関係ない」さまざまな声

オカモト氏の投稿に、ユーザーの中には「カウアンさんの勇気にも感謝しています」「みんな忘れがちやけど、その点に関してはガーシーのおかげなのは間違いない」「凛とした判断に感動します」と称賛する人も。

その一方で、「ガーシーのおかげでジャニーズ問題が提起できたという論調。ヤバイわ、犯罪者が英雄扱いか」「ジャニーズの問題と、この罪は関係ないと思うんですけど」「そもそもジャニーズ絡みで訴えられて裁判してるわけでもないしな。常習的脅迫の事実は何も変わらん」「今の常習的脅迫にジャニーズのことなんか1ミリも関係ない」と疑問の声もあがっている。