バルコニーから自宅へ入ろうとした20代女性が転落死　手すりが壊れ地上5階から…

通報を受け駆けつけた警察が、耳から血を流す若い女性を発見。病院に搬送したが手遅れだったことを、『Thaiger』などタイのメディアが報じた。

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■転落した女性が死亡

タイ・チョンブリー県で暮らしていた女性（23）が、コンドミニアム5階のバルコニーから転落し重傷を負った。

現場にいた女性の恋人であるナットさんの通報を受け、駆けつけた現地警察と救急隊は、耳から血を流し倒れている女性を発見。ただちに病院に救急搬送したが、助からなかった。

警察は女性が倒れていた駐車場のすぐ近くで、手すりと女性の直撃を受けたとみられるバイクなどを発見。またナットさんは、女性が転落するまでの経緯について、警察に意外な話をした。

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■合鍵を待ちきれず外へ

ナットさんによると、その日は女性とともに仲良く誕生日パーティに出席し、そのまま帰宅。しかし鍵を忘れて部屋に入れなかったため、ナットさんはコンドミニアムの施設スタッフを捜して、合鍵を使わせてもらうことにした。

女性もそのアイデアに納得し、部屋の前でナットさんの帰りを待つことにしたが、しばらくすると廊下の窓から身を乗り出して張り出し屋根へ。そこから自室バルコニーに移動して部屋に入ろうと考えたが、緩んでいた手すりごと転落し、地面に叩きつけられた。

女性が誕生日パーティの会場で酒を飲んでいたかについては、分かっていない。

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■「事故」という警察の発表

衝撃的な事故現場を見たという目撃者（30）は、「バイクに乗って駐車場から出ようと準備していたとき、事故発生に気付きました」「慌てて音がしたほうに行ってみましたが、すでに手遅れでした」「女性が地面に横たわっていたんです」と説明した。

現地警察は「事故発生の瞬間が、コンドミニアムに設置してある防犯カメラに記録されていた」と発表。その内容から「事故と断定した」と公表し、このような行動で命を危険にさらさないよう人々に呼びかけた。