星野仙一氏激怒の「宇野勝ヘディング事件」に後日談 愛甲猛氏が告白

星野仙一氏が激怒した宇野勝氏のヘディング事件。愛甲猛氏が語った後日談に田尾安志氏が爆笑して…。

星野仙一

元千葉ロッテマリーンズ選手の愛甲猛氏が田尾安志氏のYouTubeにゲスト出演。元中日ドラゴンズ監督の星野仙一氏が現役時代に激怒した「宇野勝ヘディング事件」の後日談を語った。

【動画】愛甲猛氏が「宇野ヘディング事件」の後日談を語る


関連記事:立浪和義監督の中日ドラゴンズが強くなるためには… 田尾安志氏が再建策を提言

■「宇野ヘディング事件」を回想

田尾氏と愛甲氏がかつての野球を振り返った今回の動画。愛甲氏は「宇野さんのこう(ヘディング)のとき、ライトを守っていた?」と質問する。

これは1981年8月26日に後楽園球場で行われた読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦の7回裏、2アウト2塁の場面で、巨人・山本功児選手が打ったフライをショートの宇野勝選手が額にボールを当ててしまった事件。

額に当たったボールは外野を転々とし、その間にランナーがホームイン。打者走者はホームでアウトになったものの、マウンドに上がっていた星野仙一投手はグローブを叩きつけて悔しがった。

関連記事:立浪和義監督と中日ドラゴンズが低迷する要因は… 田尾安志氏と達川光男氏が解説

■後日談があった

田尾氏は当時を振り返り「あ、ライトね。後楽園球場。星野さんが投げていてね、2対1で勝ったんだよ」と話す。

愛甲氏が「記録がかかっていた?」と質問すると、「記録じゃなくてね、巨人を完封できるピッチャーがずっといなかったの。星野さんと小松辰雄が、星野さんがどっちが先に完封するか勝負しようということで。あれで1点入ってね」と田尾氏は語る。

すると愛甲氏は「宇野さんはあの後、ロッテに来たんですよ。トランプをしていたときに話を聞いて。『おい、猛、あれは後日談があるんだよ』って」と明かした。

関連記事:デーブ大久保氏、巨人が今季勝てなかった理由を告白 「1番はやっぱり…」

■星野氏の車に…

後日談について愛甲氏は「あの次の日って移動してすぐにナゴヤ球場で試合だったらしいです。あんまり宇野さんが落ち込んでいるから、星野さんが『今日試合が終わったら飯行くぞ』と言って、あがりなのに球場で待っていてくれたそうなんです」と話す。

続けて「それでワシの車についてこいって、車で行ったら、球場を出て左を曲がるじゃないですか。そしたら宇野さんは何を思ったか、追突してしまったらしくて」と笑う。

話を聞いた田尾氏は「あれね、宇野ね、1カ月に3回やったこともある。大島康徳さんの車にもやったかなあ。なんかね、3回やったよ、そのうちの1回だった」と明かした。

【Amazonセール情報】ココからチェック!

次ページ
■田尾氏「あのころのメンバーは…」