堀江貴文氏、楽天モバイルが初のプラチナバンド獲得も問題点が… 低コスト展開に「そんな甘くねーよ」

堀江貴文氏が、三木谷浩史氏率いる楽天モバイルめぐる「プラチナバンド獲得」ニュースに反応。“コスト面”において厳しく指摘している。

堀江貴文・三木谷浩史

実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏が24日、自身の公式YouTubeチャンネル『堀江貴文 ホリエモン』に出演。三木谷浩史氏が会長を務める楽天グループの企業・楽天モバイルの今後について私見を述べた。

【動画】堀江氏が楽天モバイルの課題を指摘


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■楽天モバイルに「プラチナバンド」割り当て

今月23日、総務省が同社に関する情報を発表。

携帯事業者に割り当てている周波数帯域のうち、携帯電話サービスに最適とされる「プラチナバンド」の一部である700メガヘルツ帯を同社に割り当てるとし、年末から2024年にかけて提供開始が見込まれている。

同社はこれまで、1.7ギガヘルツ帯を4G LTEの周波数帯域として使用してきたが、電波が建物に遮られやすいといったデメリットがあり、サービスを提供する上での課題となっていた。

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■堀江氏「厳しいんじゃないかなと」

プラチナバンドの帯域を獲得したことで今後の発展に期待も集まる中、堀江氏は依然として厳しい状況にあると指摘。

というのも、今回同社に割り当てられたのが6メガヘルツ分の帯域であるのに対して、ソフトバンクなど大手キャリアは50メガヘルツ分の帯域を使用しているため。

「プラチナバンド一応割り当てられたはいいが、そんなに帯域でかくないよ、っていう」「同時に収容できる人数が相当限られるので、かなり僕は厳しいんじゃないかなと思いました」と私見。

さらに、都心部では大手のドコモでも電波がつながりにくい問題が発生していると言い、「この極小帯域の楽天が来て、つながりやすくできるのかっていう問題が1つありますよね」と述べた。

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■設備の課題にも言及

また同社はプラチナバンドの利用にあたり、既存の基地局や設備に細工をすることで低コストのサービス展開が可能と発表していたが、これに堀江氏は「そんな甘くねーよ」と話す。

電波の特性に応じた設備が必要であることなどを取り上げて、「僕はそんなにくわしくないですけれども、容易に素人でも想像できる。プラチナバンド用にまたアンテナ建てないといけないから設備費用がかさんでいくんじゃないすか?」とコスト面の課題が出てくると予想している。

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■解説に反響

堀江氏の動画を見た視聴者からは、「ニュースだと『楽天にもプラチナきたよ!』程度しかやってないので、詳細な解説ありがてぇ」「分かりやすく解説ありがとうございます!」と説明への反響が寄せられた。

その一方で、「楽天モバイル生き残ってください。4社で価格競争してるほうが通信費が安くなるので消費者は助かります」「頑張れ楽天!」と応援する視聴者も見られる。

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