13歳少年が母親を殺害し自ら通報 「成績抜群で礼儀正しかった」の声も

警察に通報した少年は、「僕が寝ていた母親を殺したんです」と話した。優秀で穏やかだった少年は、なぜ犯行に及んだのか…。

少年犯罪・逮捕・手錠

赤ちゃんのそばで寝ていた母親に近づき、いきなり刺殺。衝撃的な事件の経緯とその後について、『People』『WFTV Channel 9』などアメリカのメディアが伝えている。


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■少年が母親を殺害

12日、アメリカ・フロリダ州ハイアリアで暮らす13歳の少年が通報し、「眠っている母を刺し殺しました」と自白した。

それを受けアパートに駆けつけた警官隊が、ベビーベッドのすぐそばで首を刺されて死亡しているイリーナ・ガルシアさん(39)を発見し、通報者である少年の身柄を確保した。

警察官らはさらに、遺体のすぐそばにいた新生児(生後14日)を発見し保護。そちらは無傷だった。

この家には少年にとって継父にあたる男性も暮らしていたが、事件が起こった日はたまたま仕事で別の州におり無事だった。赤ちゃんは、少年の異父妹であると報じられている。

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■成績は抜群で礼儀も完璧

通報時、また警察官らと対面した際も少年は非常に礼儀正しく、申し訳なさそうな態度だったという。

少年は学業においても非常に優秀で、成績はオールA。精神的に病んだこともなく、警察が呼ばれるような家庭内トラブルとも無縁だった。

また家族関係も良好だったようで、近隣住民は母親と一緒にいる少年の姿をたびたび目撃していた。また継父との相性も、「良かった」と一部メディアが報じている。

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■当局も「信じがたい事件」

隣人のひとりはメディアの取材に応じ、「あの子はよくお母さんの買い物袋などを運んであげていましたよ」「異常だと思うことなんて、一度もなかったんです」と話し、驚きをあらわにした。

捜査を進める現地警察も「信じがたい事件」と話し、「犯行動機はまだ聞き出せていません」「13歳の子供が母親の命を奪うなんて、想像もできないことです」とコメントしている。

当局は第2級殺人にあたる重罪であると判断し、少年の氏名と写真を公開。学校名なども各メディアが報じている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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