『キングオブコント2023』キング・サルゴリラ、副賞の米1トンは芸人仲間へ「配給」決意

キングオブコント2023をぶっちぎりで優勝したサルゴリラ。優勝賞金と副賞である米1トンの使い道は…。

サルゴリラ

お笑いコンビ「サルゴリラ」(写真左・赤羽健壱、右・児玉智洋)が21日に開催された『キングオブコント2023』(TBS系)で優勝。直後に記者陣の囲み取材に応じ、賞金1000万円と副賞である米1トンの使い道について語った。


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■圧巻の優勝劇

コント強者が集まったファーストステージを482点という高得点で勝ち抜き、ファイナルステージもダントツの482点を叩き出したサルゴリラ。

合計964点は過去最高得点であり、2位カゲヤマが945点、3位ニッポンの社長が934点と大差をつけての栄冠となった。

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■二人とも感無量

サルゴリラ・児玉智洋

優勝後、コント時の衣装のまま会見場に登場した赤羽と児玉。

多くのカメラマンに一瞬たじろいだものの、すぐ歓喜の笑顔を見せ、「本当にめちゃくちゃ大変だったけど楽しかった。一年かけてやってきて、好きなコントで優勝できて、こんな良い流れはない」(児玉)、「ファイナリストの中でも一番のベテランだったのが僕ら。ここまで進めたことを後輩たちもすごく喜んでくれ、普段はなかなかお話ができない先輩・中川家の礼二さんも『明日は決勝やろ、頑張ってな』と喫煙所で声をかけてくれて…」(赤羽)と、感無量の様子を見せる。


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■米は芸人仲間に「配給」

サルゴリラ・赤羽健壱

優勝賞金は1000万円。使い道を問われると「僕は2歳の子供がいて、今の住まいに子供部屋がないんです。なので子供部屋付きの住まいに引っ越します」と児玉。一方、赤羽は「44歳で実家暮らし。すぐにも実家を出たいと思っています」と新たな一歩を踏み出すことを誓った。

しかし、なんとも堅実な答えだったため、sirabee記者が「もっとパーっと使ってみては」と提案すると、児玉は「たしかにもっとパーッと使えますよね。500万円は思いっきり投げてバラまきますか」とボケで返答。

ちなみに優勝者には米1トンも贈呈されるが、「食うにも困っている後輩たちがたくさんいるので、各劇場に置いて配りたい。僕らもそうやって育ってきたんです。なので恩返ししたい」(赤羽)と、米の“配給”を行い芸人仲間に還元したいと語っていた。


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■執筆者プロフィール

キモカメコ佐藤:1982年東京生まれ。『sirabee』編集部取材担当デスク。

中学1年で物理部に入部して以降秋葉原に通い、大学卒業後は出版社経て2012年より秋葉原の情報マガジン『ラジ館』(後に『1UP』へ名称変更)編集記者。秋葉原の100店舗以上を取材し、『ねとらぼ』経て現職。コスプレ、メイドといったオタクジャンル、アキバカルチャーからスポーツまで精力的に取材しつつ、中年独身ひとり暮らしを謳歌する。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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