立浪和義監督は「このままでは終わらない」 山本昌氏が中日の現状と来季を分析

元中日・山本昌氏が立浪和義氏とドラゴンズの来季反攻を予告。中村武志氏も同調して…。

■セ・リーグは紙一重

さらに山本氏は「外野は現役ドラフトでとった細川選手があれだけ活躍して、岡林が育ってきて、2,000本打った大島がいて、若いのでブライトとか鵜飼とか、ああいう選手がいるんで楽しみではあるんですよね」と話す。

そして「あとはビシエドが1年間を通して安定して活躍できなかったっていうところですよね 。キャッチャーのほうは木下も怪我があったし。でも、宇佐見くんをトレードでとって穴埋めをしたりもしましたし、駒はそこそこ。あとは今年のドラフトをどういう戦略でいくか。外国人選手、1人2人良いのがとれたら、ピッチャーが良いだけに」と語る。

岡崎氏も「セ・リーグって紙一重だと思うんだよね。ヤクルトだって最下位から翌年優勝、優勝しているし。広島だって2位まで行くと思ってないし。本当にピッチャーがいいだけに、2、3人良いのが出てくるとおもしろいよね」と同調していた。


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■絶好調のマルティネス投手

昨年に続き最下位となった中日。チーム防御率は3.08とリーグ2位と安定しており、抑えを務めたライデル・マルティネス投手は32セーブ、防御率0.39という抜群の成績だった。

一方打撃陣は打率、ホームラン、打点がすべてリーグ最下位で、深刻な得点力不足に。とくに柳裕也投手は投げるたびに援護がなく、防御率2.44ながら、11敗を喫するという珍しい現象が起きた。

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■山本昌氏が立浪監督を語る