隣家の独居老人から苦情連発でトリマーが悲鳴 「客が激減し閉店のピンチ」

70代の隣人による苦情が止まらない。そのせいで「仕事にも影響が出て悩んでいる」という女性が、救いを求めた。

トリミング

家の一部を使い商売を続けてきたが、隣人が客を無断で撮影するなどのトラブルが頻発。「本当に困っている」というトリマーの投稿が、話題を集めた。


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■新しい環境で始めた自営業

海外在住の女性(52)が現在暮らす家に夫(57)と移り住んだのは、今から1年ほど前のことだ。ガレージつきの住宅だったため、女性はそのスペースを使ってトリマーの仕事をするようになった。

しかし隣の家で暮らす独居女性(71)は変わり者で、事あるごとに文句を言いにやって来る。「出入りする客が多すぎて迷惑している」「あんたの男性客がガウン姿の私をジロジロ見る」などと言う隣人に、女性は困り果てていた。

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■客をこっそり撮影する隣人

客が来るたび、隣人はカメラを持って外に飛び出し撮影を始める。悩んだ女性は夫と相談し、高いフェンスを設置することにした。

それでも隣人は嫌がらせをやめず、女性宅に誰かいると気づけば怒鳴り声を上げる。固定客たちの一部はそんな隣人を嫌がり、別のトリミングサロンに通うようになった。

「このままでは、ビジネスとして成り立たなくなる」と悩んでいる女性が、イギリスのメディア『The Sun』の人生相談コーナーに投稿して助言を求めた。

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■「無断撮影は違法」と指摘

回答者は、客を撮影する隣人の行動に着眼。「あなたの私有地で客の許可も得ずに撮影しているのだとしたら、違法行為にあたります」と説明した。

また正式な苦情申し立てをする前に、まずは営業許可証などがすべて揃っているか、しっかり確認するようアドバイスしている。

日本でも、ペットサロンやトリミングサロンなど動物を扱う施設から出る騒音や悪臭が、問題になるケースがある。近隣住民や近くの店から「どうにかしてくれ」と苦情が入ることも珍しくはないという。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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