「イギリスで最もタトゥーの多い男」の人生が話題 過去の不当な扱いを語る

体の90%にタトゥーをしている男性。モデルや俳優として人気だが、過去の職場では不当な扱いを受けていたと語った。

タトゥー

「イギリスで最もタトゥーの多い男」を自認するインフルエンサーの男性が、その外見のせいで「仕事で不当な扱いを受けた」と過去の苦い経験を明かした。『Mirror』や『LADbible』などが伝えている。

【動画】イギリスで最もタトゥーの多い男


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■見た目による不当な扱い

マシュー・ウィーレンさん(41)は「キング・ボディ・アート」というニックネームを名乗るインフルエンサーで、俳優やモデルとしても活躍している。

しかし体の90パーセントを覆うタトゥーのおかげで、過去に差別的な扱いを受けたと主張している。

『デイリー・スター』のインタビューでは、コールセンターで働いていたときに「上司にオフィスの端から端へ移動させられた」と語った。

さらに「複数のマネージャーたちがオフィス階へ上がってくるときには、オフィスの端から下の階に移動させられた」と、見た目が理由で度々起きた「隠される」という不当な扱いについて明かした。

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■タトゥーは個性

「タトゥーはライフスタイルであり、僕の個性なんだ」と語るマシューさんは、9歳のときから「自分の体に絵を入れたい」と思うようになった。

その後、タトゥーを彫ったり除去することを繰り返し、現在の姿になるまで約1,600時間を要したという。

そんな彼には、仕事について持論がある。「基本的に仕事に就けないのは、見た目がまったく違うからではなく、人々が仕事を与えてくれないからだ」「業界の慣習やドレスコードにもよる。ドレスコードというのは、あくまで服装であるべきだ」と語る。

欧米ではタトゥーを入れることは「個人の選択」として尊重されているが、今でもタトゥーを入れる人の多くは、服で簡単に隠せるものを選ぶ。タトゥーが職場で嫌がられることもあるからだ。

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■俳優としても活躍

マシューさんは過去のネガティブな経験にもめげず、今ではBBCのドラマ『ドクターズ』に俳優として出演するまでになった。

また世界中の不思議な物を所蔵する博物館「リプリーズ・ビリーブ・イット・オア・ノット」から「タトゥーが体の大半を占める男」としても認められた。

俳優としては、タトゥーのせいで囚人の役など「型にはめられた」ように感じることもあるが、マシューさんは自分の人生を 「生きた芸術作品」として楽しんでいるそうだ。

マシューさんはSNSでも「キング・ボディ・アート」名義で、定期的にタトゥーの最新情報をインフルエンサーとして発信している。

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■イギリスで最もタトゥーの多い男

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(文/Sirabee 編集部・ジェス タッド

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