世間が抱える「コンプレックス」ランキングが判明 男女で全く異なる傾向も

学歴や職業、年収、容姿など、コンプレックスの要因になるポイントはさまざまだが…。

コンプレックスランキング

社会的な生き物である人間は、つい他人と比較したり、自らを誇ったり卑下したりしてしまいがち。人にはいえない複雑な心理、いわゆるコンプレックスを抱えている人も少なくないだろう。

どれくらいの人たちが、どんなコンプレックスを抱えて生きているのだろうか。


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■「年収」「容姿」がダントツ

Sirabee編集部が、全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「コンプレックスを抱いている」という答えが最も多かったのは、「年収」で26.9%。「容姿」が26.5%と微差で続く。

この2つが圧倒的に抜けており、2つで過半数に。次いで、「職業」が7.9%。「学歴」が6.7%。「恋愛経験」が5.4%で続く。「とくになし」と答えた人は12.1%にとどまり、9割弱の人はなんらかのコンプレックスを抱えていることがわかる。

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■男性は3割以上が「年収」

ただ、何がコンプレックスになっているかは男女で大きく異なるようだ。男性で最も多かった答えは、32.6%の得票となった「年収」。次いで19.7%の容姿に13ポイント近い大差をつけた。

男性は「とくになし」との回答も、14.5%にのぼっている。

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■女性は3人に1人が「容姿」

一方、女性で最も多かった回答は「容姿」で、33.2%。2位の「年収」とは12ポイント近く差が開いており、男性とは逆転している。

年収・容姿は、男女とも上位2位のコンプレックス要因ではあるものの、この順位の差は「世の中が人に何を求めるか」の違いによるのかもしれない。

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■執筆者紹介

タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年6月30日~7月2日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)

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