星野仙一監督時代は乱闘練習を…中村武志氏が伝説の大乱闘事件の裏話を告白 

中村武志氏が星野仙一監督時代の「乱闘練習」や伝説として語り継がれる大乱闘事件の裏話を語った。

星野仙一

元中日ドラゴンズ捕手の中村武志氏が、自身のYouTube「中村武志の39ちゃんねる」で、星野仙一監督時代の乱闘練習や伝説として語り継がれる大乱闘事件の裏話を語った。


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■乱闘の練習を告白

今回公開された動画の1つ前で中村氏は「サンドバッグみたいな、中日ドラゴンズには不思議な道具があったじゃないですか。スライディングの練習でそれに突っ込めみたいな」と告白。

さらに「それがおかしくなって、乱闘の練習になっていて。これ、おもしろいんですけど、キャッチャーをして(打者が)当たったと仮定して、バッターがピッチャーのところに行って、僕がそこからダッシュして、サンドバッグをつかんで」と語る。

元中日の彦野利勝氏が「ああ、行かさないようにな」と語ると「行かさないようにつかんだら突き指をしたんです」と告白。そして「監督のところに行ったら怒られて『なんの練習をしていたんだ』と言われたので、『サンドバッグに向かってタックルの練習』と言ったら、『よし』って」と笑った。

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■話題は伝説の大乱闘に

今回の動画でも中村氏が「乱闘の練習をしていた」と話すシーンが流れると、彦野氏が「宮下(昌己)のことがあるもんな。あのとき怒られたもんな」と笑う。

同氏が指摘したのは1987年6月11日、熊本藤崎台球場で行われた読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ戦で、デッドボールに激怒した巨人のウォーレン・クロマティ選手がマウンドに向かい宮下昌己投手を殴打した事件だ。

両軍の選手がマウンド上に集結し、大乱闘に発展した試合だった。

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■当時の状況を語る

中村氏は「この世からいなくなると思ったくらい怒られました。あれはプロ野球に入ってものすごく勉強になった1日でした」と振り返る。

続けて「宮下さんには大変申しわけないですけど。あれ、前の日から作戦を練っていたんですよ、僕と宮下さんが。ちょっとあったんです、いざこざが」と明かす。

そして「そういうチャンスが来たら、目掛けて行くからなって。あの前もわざわざマウンドに呼ばれているんです。『行くからな』って。お前は外寄りに構えとけと。それで本当に(死球が)来たんですよ。そしたら僕はボールを拾いに行った。宮下さんとしては、絶対に僕が止めてくれるものだと思っているから」と笑った。

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