これは目からウロコ… 笠原将弘氏が教える「鶏もも肉の焼き方」が最高すぎる

笠原将弘氏のYouTubeチャンネル「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」で鶏もも肉の焼き方を紹介。今日から使いたくなるテクニックに驚き。

2023/09/15 05:00

分厚くて火が通りにくい鶏もも肉は、ちょっとしたコツでキレイに焼ける?

人気日本料理店「賛否両論」店主の笠原将弘氏が、YouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』に、“試行錯誤してたどり着いた最高の焼き方”である「鶏もも肉の照り焼き」のレシピを投稿。細かいテクニックが詰まったおいしいレシピだったので紹介したい。


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■「鶏もも肉の照り焼き」の材料

・鶏もも肉 1枚
・サラダ油 小さじ2
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・水 大さじ1

「鶏もも肉の照り焼き」に添える材料
・ししとう 6本
・大根 100g
・卵黄 1個
・塩 少々
・かつお節 少々

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■鶏もも肉の下処理が大切

鶏もも肉は余分な皮を取り、小さな骨や筋を取る。次に、鶏もも肉の端にある盛り上がった肉を取り、中心にある空洞のような箇所に埋め込む。

こうすることで肉の厚みが均一になり、フライパンで焼いたときにしっかりと焼き目がつくという。小骨や筋の処理はやっていたが、この方法は知らなかった…。

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■じっくりと火を入れてパリッとさせる

次のポイントは、火をつけていない状態のまま鶏もも肉を入れて押し付けて、そこから火を入れていくこと。熱いフライパンに肉を入れると身が縮んでしまうため、皮面に均一に火を入れるためにもこの方法がいいという。

あまり強く押し付けないようほどよく圧をかけながら、中火で7〜8分ほど焼いていく。このときに一緒に添えるししとうも軽く切り込みを入れて焼いてしまおう。

鶏もも肉のフチが白くなってきたらひっくり返すタイミング。余分な油はキッチンペーパーで拭き取りながら3分ほど弱火で熱し、酒、みりん、醤油、砂糖、水を入れて絡めたら完成だ。皮目はパリッと、中はしっとりジューシーをイメージする。

鶏もも肉の照り焼き

焼いたししとうには塩とかつお節を振りかけ、大根おろしは卵黄と絡めて黄身おろしにする。

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■ジューシーで激ウマ

鶏もも肉の照り焼き

鶏もも肉は均一に火を入れてゆっくりと焼いたのでとてもジューシー。タレは甘すぎずしょっぱすぎずの絶妙な味で、黄身おろしでまろやかになっておいしい。

笠原氏が数々の試行錯誤の末に辿り着いたという焼き方だけあって、素人の記者が作ってもキレイに焼くことができた。鶏もも肉の空洞部分に余分な肉を埋め込む方法は塩焼きでも取り入れられるので、今後も使っていきたい。

動画のコメント欄には「肉の移植は初めてました。凄い!」「目からウロコでした…!」「厚いところの肉で埋めるとかマジで天才!」など驚く声が寄せられている。

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■執筆者プロフィール

二宮新一:エンタメ、グルメ記事をメインに執筆している30代ライター。

グルメ記事では、飲食チェーン店の新商品、SNSでバズったレシピを中心に「料理初心者でもわかりやすく」をモットーに紹介。料理人や料理研究家を非常に尊敬しており、自身でも日夜レシピを研究している。

仕事を効率的にしようとパソコンにサブモニターを導入したが、『クッキークリッカー』を眺めるモニターと化してしまった。

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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一

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