中日ドラゴンズ・柳裕也の無援護状態に江川卓氏が絶句 「直近8試合で3得点は…」

江川卓氏がノーヒットノーランをしても勝利がつかないなど、極端に打線の援護がない柳裕也に同情。

柳裕也

元読売ジャイアンツ選手の江川卓氏が自身のYouTubeチャンネル『江川卓のたかされ』で、打線の援護がない状態が続いている中日ドラゴンズ・柳裕也投手に同情した。


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■10敗投手が4人の異常事態

動画内でスタッフから中日ドラゴンズの投手4人が10敗を記録していることについて質問された江川氏。

「柳さんが現時点で4勝10敗。でも防御率2.59ですよ。高橋宏斗さんでしたっけ、5勝10敗ですよね、防御率2.51ですよ。これって、考えられないんですよね」と指摘する。

続けて「防御率2.5で負け越してるっていうのはちょっと考えづらい。僕もあったけどね、1回ね。以前にありましたけど、考えづらい数字で、チームが点数を取れていない結果なんですよね。 まあバンテリンドームが広いんでね 、どうしてもピッチャーのチームになるんですけど」と話した。

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■柳投手に援護がない

その後スタッフから柳投手が先発した直近の8試合52イニング3分の2で、援護が3点しかなかったことを聞いた江川氏は「3点なの? それは厳しいね。8試合で3点か…」と驚く。

そして「8試合で3点って、野球って1点取らないと勝てないんだよね。3点ってさ、完封しても3勝しかできないんだよね、8試合投げてね、最高でね。きついと思いますよね、投げていてね」と同情した。

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■心境を分析

スタッフから「こういう状況で、投手陣はどういう心境になるものですか?」と質問された江川氏は「マウンドに登るときには、1点もやれないと思って登るでしょうね」と語る。

続けて「そうなるとたぶん、長いイニングを投げようと思わないでしょうから、初回からある程度飛ばして、失点をなくしていくことを考えるでしょうね。8試合で3点しかもらえないわけですから、完封しないとまず無理、完封しても勝てるかどうかわからないということが、あるでしょうからね」と話した。

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■柳投手に同情

江川氏は「8試合で3点はちょっと、なかなかないよね、プロ野球の場合はね。8試合で3点か。8試合で8点はほしいよね」と柳投手に同情する。

スタッフから「江川さんも言葉を失うような」と声をかけられると、「8試合で3点はきついよ。百歩譲って8試合で8点ですよ。99歩だったら20点はほしいよね」と笑う。

そして「この感じだと、1点取られたら終わりだと思うでしょうね、もう今日も負けなのかなと思って投げているでしょうね、『何いってんだよ、歯を食いしばって投げろ』というのは、3試合か4試合目までだよね。5試合目ぐらいになると『そう言われても』ってなるでしょうね」と語っていた。

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■江川氏が柳投手の現状に…