ジャニーズ・東山紀之新社長、「期待できる」は4割　女性はやや支持派も

創業者・ジャニー喜多川氏による、空前の規模での未成年者に対する性加害問題に揺れるジャニーズ事務所。7日に行われた記者会見では、所属タレント最年長である東山紀之が、新社長に就くことが発表された。

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■引退惜しむ声も

代表権も持つため単なるお飾り社長ではないが、ジャニー氏の姪である藤島ジュリー景子前社長も代表取締役にとどまり、また株式も100％も保有し続けることを懸念する声も聞かれる。

また、時代芸『必殺仕事人』シリーズなどで長く主演を務め、昨今はニュースキャスター、スポーツキャスターとしても活動の幅を拡げていただけに、年内での芸能界引退を惜しむ人も少なくない。

東山自身が会見で「夢を諦めた」と語った裏方転身への決断。世間の期待度はどうなのだろうか。

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■「期待する」は4割

いSirabee編集部が、9月8〜11日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「東山紀之新社長への期待」について調査したところ、「大いに期待する」が11.3％。「やや期待する」が33.3％で、期待の声は半数に満たなかった。

最も多かった意見は「あまり期待できない」で34.6％。「全く期待できない」という厳しい意見も20.8％に及んでいる。

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■女性は半数が期待

男性アイドルだけが所属するジャニーズ事務所のファンは、主に女性が中心。それもあってか、東山新社長への期待度にも男女差が見られる。

「大いに＋やや期待」を合わせた支持派は、女性ではほぼ5割に。男性とは10ポイント近く差が開いている。男性は「全く期待できない」が女性より7ポイント以上多いのも気になるところだ。

会見での記者からの厳しい質問には、真摯に対応していたように見えた東山社長。4割を超える期待に、被害者救済など一つひとつの積み重ねで応えていってほしい。