10代息子を電動工具で惨殺した父親が逮捕 「容疑者はクズ」と警察が痛烈批判

実の息子を電動工具で殺害した30代の父親。高校時代から違法薬物を摂取してきたこの男について、家族は「精神異常をきたすこともあった」と話している。

電動工具

夢を持ち頑張っていた10代の少年が、父親に殺害された。遺体の第一発見者となった少年の祖父は、容疑者について「以前からおかしな言動があった」と証言している。

警察も驚く異常な事件について、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えた。


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■「人を殺した」と語った男

アメリカ・フロリダ州で暮らすトーマス・ロッダさん(67)は、孫(16)と一緒にトレーラーハウスで生活していた。妻はリハビリ施設で暮らしているため、自宅にはいない。

孫は祖父トーマスさんを手助けする一方で、「いつか電気技師になる」という夢を持ち、高校で勉強に励んでいた。

そんなある日のこと、外出先から戻ったトーマスさんは家の外にいる息子(37)を発見。「何事か」と驚くトーマスさんに対し、息子は「俺が父さんなら中には入らねえな」「人を殺しちまった」「警察に連絡したほうがいいかもよ」などと口走った。

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■惨殺された孫

慌てて家の中に入り確認したトーマスさんは、ダイニングエリアで死亡している孫を発見。トーマスさんの息子は車に乗って逃走したが、その後すぐにハイウェイで発見され身柄を確保された。

同容疑者は殺害された少年の父親だというが、ディスクグラインダー(電動工具)を使い凶行に及んでいた。

警察もおぞましい事件発生に戸惑っているといい、「言葉もない」「このクズがなぜ少年を殺害したのか、まったく理解できない」ともコメントしている。

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■昔から違法薬物を乱用

トーマスさんは警察に事情を聞かれ、「うちの息子(容疑者)は高校時代から違法薬物を摂取しているんです」「そのせいで精神異常をきたし奇妙なことを口走ることもある」などと話しているという。

また警察は容疑者について「いくつも前科がある」と明かし、「以前から問題が多かった」「今では息子を殺害した邪悪な人間にほかならない」と痛烈に批判している。

この事件については謎が多く、殺害に及んだ動機なども分かっていない。警察は慎重に調べを進め、事件の真相解明を目指している。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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