アンガ田中卓志、意気揚々と臨んだ会見でトラブル発生… 親切対応で解決に導く

アンガールズ・田中卓志の初エッセイ発刊記念会見でハプニングが発生。田中の優しい人柄が表れていたワンシーンで…。

アンガールズ・田中卓志

8月31日に発刊されたアンガールズ・田中卓志の初エッセイ『ちょっと不運なほうが生活は楽しい』(新潮社刊)。ネットでは高い評判を呼んでいるが、その魅力は田中の文才に加え人柄にもあるようだ。


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■田中卓志の半生記

アンガールズ・田中卓志

2021年4月から文芸誌『小説新潮』(同社)で連載していたエッセイに書下ろしを加え、一冊にまとめた同著。

学生時代に遭ったいじめ体験から、非モテエピソード、そして連載時「ベスト・エッセイ2022」にも選出された最愛の母・三枝子さん(2022年5月死去)との思い出に触れた「最高の食事」など、笑いあり涙ありだった自身の半生を包み隠さず描写している。

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■ネットでは「高評価」

逆境エピソードを時にコミカルに、時にリアルにまとめる文章力を高く評価する声が多く、ネット上では、「最後まで読んだときは目が真っ赤になってました」「全話面白かった」「猛烈に良かった」と絶賛する声が相次いでいる。

Amazonのカスタマーレビューでは5点満点中、平均4.4点というハイスコアを叩き出しているのがその証左だろう。

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■目指すは「エッセイスト田中」

31日に行われた取材会では、発刊できたことに感謝を述べつつ、「亡くなった母は本が大好きだった。ぜひ渡してあげたかったなって思いましたが、間に合わなかった。天国で喜んでくれているといま思っていますね」と目を潤ませる一幕も。

「まだまだ書き慣れていなくって、喫茶店で一人で『グウウウゥゥ』(うなり声)と過去の記憶を絞り出して書いていくという感じでした。ただ後半はだいぶコツがつかめてきて、TV収録の合間に思いついたことを書いたりして余裕も。大切にしていたことは(連載時に)締切を落とさないこと。これを破ることが一番怖かった(笑)」と記者陣の笑いをとりつつ、「反響があれば“エッセイスト田中”として頑張っていこうかなと…(笑)。そう考えて頑張っていきますので、ぜひみなさん宜しくお願いします」とサービストークを織り交ぜていた。

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■トラブル対応にも「人柄」

アンガールズ・田中卓志

取材会ではハプニングも。MCの呼びかけで、元気よく会場に登場した田中だったが「本日はお忙しい中、お集まりいただきまして…」と冒頭の挨拶しようとした瞬間、テレビ局取材陣から「音が飛んでない」と声があがる。

音響機器の設定ミスで、会場内には音声が出ているもののムービーカメラにクリアな音が拾えていないという状況。田中は機転を利かせ「あーあーあー、テストテストテスト! これでいけてます!? (マイクを変え)これはどうですか? あーあーあーテストテスト! よろしくお願いします、アンガールズ田中です、テストテスト…」と連呼し続けた。

場をつないでいる間に、会場スタッフの作業で音響機器は無事正常化。まさに冒頭から不運な“ジャンガジャンガ”的展開だったが、ここでも田中の優しい人柄が表れていた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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