盗癖ある男が美白製品など大量に万引き 動機は「恋人がスター並の美肌になれば…」
容疑者の男は、酒は友人たちと一緒に飲むため、大量の美白製品は35歳の恋人のために盗んだと語っている。
何度も酒を盗み、身柄を確保された30代の男。過去には美白製品も大量に盗んだと供述していることを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えている。
■酒を盗もうとした男
タイ・スリンで暮らす男（38）が、地元にあるスーパーマーケットの酒売り場に行き、棚に並んでいたウォッカを取って立ち去ろうとした。
この万引き行為を目撃した店員が男に近寄り話を聞こうとしたところ、驚いた男はウォッカの瓶を手放して逃走。店の前に別の客が停めてあったバイクにまたがり、現場から姿を消した。
■過去の盗みについて供述
店員から通報を受けた現地警察はただちに捜査を開始し、容疑者を特定。男の家に立ち入ったところ、男は友人たちと楽しく酒を飲んでいる最中だった。
署に連行された男は素直に取り調べに応じ、過去に何度か同じ店で及んだ万引き行為についても供述を開始。
「一度目はウォッカを2瓶盗んだ」「二度目も同じように2瓶持ち去りました」「今回、三度目にしてついに店員に見つかってしまった」と明かした。
酒を盗んだ理由については、「味が好きなんだよね」「友達と分け合いたいと思って」などと話しているという。
■大量の美白製品持ち去りも
男によると、盗んだことがあるのは大好きな酒だけではない。過去には近くのコンビニに行き、総額4,680バーツ（約1万9,402円）になる120パックもの美白製品を万引きし、持ち帰ったというのだ。
動機を聞かれた男は、「交際開始から5ヶ月ほどになる35歳の恋人がいる」「彼女をさらに美しくしたかった」「スーパースターのような輝く肌にしてやりたいと思って…」などと供述している。
有罪が確定した場合、3年以下の実刑判決と罰金の支払いを言い渡される可能性がある。酒を一緒に飲んだ仲間や恋人が男の行動についてどこまで把握していたのかなど、詳しいことは分かっていない。
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（文／Sirabee 編集部・マローン 小原）
