ヤクルトDJパトリック・ユウ、阪神戦での場内コールを謝罪 「深く反省しております」

東京ヤクルトスワローズDJのパトリック・ユウが、3日の神宮球場での阪神戦での場内コールについて謝罪。ファンからは励ましの声も。

東京ヤクルトスワローズ

東京ヤクルトスワローズのスタジアムDJを務めるパトリック・ユウが4日、自身のX(旧・ツイッター)を更新。3日に神宮球場で行われた阪神タイガース戦での場内コールについて謝罪した。

【投稿】場内コールについて謝罪


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■近本が死球で交代

3日の試合では9回、先頭打者の近本光司選手が山本大貴投手の投球を右脇腹に受け、打席に倒れ込んだ。近本選手はそのまま動くことができず、途中交代となった。

山本投手は後続を抑えて無失点でマウンドを降りたが、その際、パトリックが「ナイスピッチング! 山本」と普段通りにコール。試合は7−1で阪神が勝利したが、阪神ファンからはこのコールに怒りの声が多数あがった。

阪神では先月13日のヤクルト戦で、梅野隆太郎捕手が死球を受けて骨折。ヤクルトは両リーグで最多の与死球58となっており、試合後には岡田彰布監督も怒りをあらわにして苦言を呈していた。

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■「状況に応じた判断が必要だった」

試合から一夜明け、パトリックは「(お詫び)場内コールについて」として、「9/3(日)の試合において死球後に私が的確でないアナウンス表現をしてしまいまして多くのファンのみなさん、チーム、関係者の皆さんに不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

続けて、「皆様からいただきましたご指摘通り状況に応じた判断が必要だったと深く反省しております。この場をお借りして皆さまに深くお詫び申し上げます。二度とこのようなことがないよう真摯に向き合ってまいります。本当にすみませんでした」と重ねて謝罪。

近本選手は今年7月の巨人戦でも同じ箇所に死球を受けて骨折し、約3週間試合を離脱していたことから、「最後に近本選手が無事であることを心よりお祈り致します」とつづった。

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■両チームのファンから励ましや理解を示す声

パトリックの謝罪に、ヤクルトファンからは「パトさんのいない神宮は考えられません! 引き続き頑張ってください!」「長くやってればいろいろなことがあると思います」「今年はいろいろ難しいこともありますが、残り試合楽しんでください」と励ましが寄せられた。

また、阪神ファンからは「球場DJの仕事をしたまでなので、仕方ないと思います。むしろ謝罪してくださって嬉しいです」「パトリックさんがぶつけた訳ではないので、そのくらいの反省でもう十分だと思いますよ」「今回の件はいろいろ敏感になっていたところもありますので、発信してくださり嬉しいです!」と理解を示す声も寄せられている。

パトリック・ユウ、坂東亀三郎『絶対東京ヤクルトスワローズ -スワチューという悦楽』

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