工場労働者が同僚をハンマーで殴り「こういうこともあるさ」 母親の通報で逮捕

工場で働いていた男が、同僚の頭をハンマーで繰り返し殴りつけ、ひどい怪我を負わせた。親友同士だったふたりの間で、いったい何があったのか。

ハンマー

同僚と喧嘩したものの、自ら謝罪し和解していた男。それなのに数週間後にいきなり逆上して襲いかかり、頭や顔に重傷を負わせた容疑で逮捕された。衝撃的な事件について、『Fox News』などアメリカのメディアが伝えている。


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■同僚を襲った男

8月20日午前7時30分頃、アメリカ・インディアナ州の工場で働いていたオースティン・ハーンという男(27)が、同僚に背後から接近。持っていたハンマーで少なくとも6回頭などを殴りつけ、そのまま工場の外に出た。

このとき外にいた労働者のひとりは、男がハンマーをゴミ箱に投げ捨てる様子を目撃。しかし男は焦る様子もなく、「ま、たまには悪いことも起こるさ」などと言って、車に乗り込み母親の家に向かった。

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■重傷を負った同僚

通報を受けて現場に急行した警察官たちは、顔面と後頭部にひどい怪我を負って倒れている男性を発見した。

すぐに病院に搬送し状態を確認してもらったところ、頭蓋骨が折れて脳が出血していることが明らかになった。また顔面には切り傷があり、顎には穴が開いて、歯が数本失くなっていることも判明している。

事件現場となった工場で働く人たちは捜査に協力し、「2人は親友同士だったんです」「数週間前にもめましたが、ハーンのほうから謝罪しました」「てっきり和解したのだと思っていました」と話した。

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■母親が通報し逮捕に

男から事件について聞いた母親は、すぐに通報。「工場で起こった事件に息子が関与している」と伝えたため警察が出動し、母親の家にいた男の身柄を確保した。

その直後に母親が署に行って薬を差し出し、「うちの子はてんかんの薬を服用しているんです」などと説明したことも分かっている。

男と同居していたルームメイトも警察に呼ばれたが、そちらは「親しく付き合っていたわけではありません」「あいつは最近、しょっちゅう大麻を吸っていたんです」といった情報を提供している。

男が同僚ともめた理由、また犯行の動機など詳細はまだ分かっていない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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