夏に増える「水の事故」はどれくらい身近か 海やプールで溺れかけた経験者は3割

水の事故のニュースが絶えない夏。溺れかけるリスクはどれくらい身近なのか調べてみたら…。

溺れた経験

とくに夏になると海や川、プールなどで起きてしまう痛ましい水の事故。海の場合は離岸流など、川でも急な増水など、事故につながりやすい要因も指摘されている。こうした事故はどれくらい身近に潜んでいるのだろうか。


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■3割が「溺れた経験あり」

Sirabee編集部が、7月31日〜8月2日にかけて、全国10〜60代男女1,000名を対象に「海やプールで溺れた経験」について調査したところ、「何度かある」と答えた人は4.2%。

「一度だけある」が26.7%で、およそ3割強が溺れた経験があることがわかった。3人に1人と、決して少なからぬ割合に見える。

溺れた経験

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■男性は体力を過信か

体力への自信(過信)の差などもあってか、今回の調査結果では男女差も大きく現れた。男性では、溺れた経験が何度もある人が6.9%。限られた割合ではあるが、女性の1.6%と比較すると3倍以上だ。

溺れた経験が1回の人も、男性のほうが3ポイント近く多い。溺れている人を助けようと水に飛び込んで犠牲になる人もいるが、その場合でも自分の泳ぎを過信しないほうがいいだろう。

溺れた経験


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■執筆者紹介

タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年7月31日~8月2日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)

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