40代女性、夏休みの子供に昼食を作って言われた「ひと言」にショック… 母親の苦労も

夏休み中の保護者を襲う「昼食問題」。毎日の献立に頭を悩ませる人も多いようで…。

2023/08/17 04:15

弁当

海、プール、花火、お祭り──。子供達にとって夏休みは楽しみが一杯だ。8月の半分が過ぎたが、まだまだ休みを謳歌する子供も多いはず。

一方、保護者は「ある問題」に頭を悩ませていて…。

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■学校給食がなくなる夏休み

小学生~中学生くらいの子供を持つ保護者の悩みの種は、昼食だ。普段は給食があるが、学校が休みになると子供の昼食も用意する必要がある。

7月下旬から8月末までの約1ヶ月、毎日昼食のメニューを考えるのは簡単なことではない。仕事から疲れて帰ってきて、夕食の準備をしながら翌日の昼食を作る人もいるかもしれない。

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■ネットでも頭を悩ませる人続出

ネット上では、「給食のありがたさが身にしみる」「夏休みが始まって毎日3食の献立で悩んでます」「職場の人は昼休みに帰って、子供にご飯出してる」など、夏休みの昼食に苦労する人の声が多数見受けられる。

また、「素麺、チャーハン、おにぎりで我慢してもらう」「レンチンのパスタやピラフ買い込んでる」「この前、子供にチャーハンの作り方教えた」と、家庭によって様々な対策を取る人も…。

夏休みの「昼食問題」の実態を探るため、小学3年生の子供を持つ40代の女性Aさんに話を聞くことに。その結果、様々な苦労が明らかになったのだ。


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■「普段より早く起きる」

Aさんは共働きで、朝早くに家族の分の朝食を作りながら昼食も用意して仕事に向かうという。

「夏休み期間中は、普段より1~2時間早く起きて弁当を作ります。前の日の夕食の残りを少しアレンジしたり、朝食の片手間に作った卵焼きなどが中心です。栄養バランスを考えて、野菜も入れないといけないので、すごく大変ですね。仕事が終わって、スーパーで買い物する度に『明日の弁当何にしよう』と考えてげんなりしてしまいます」(Aさん)。

改めて「昼食問題」の苦労が垣間見える。


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■母親の心に突き刺さった「ひと言」

栄養バランスも考慮して作った弁当を子供も喜んで食べているという。ただ、最近ショックなことがあったようで…。

「仕事が立て込んで、2~3日カップラーメンや冷凍食品が続いてしまったことがありました。でも、私が『明日は弁当作るからね』と言ったら、子供に『えー、カップ麺のほうがいい』と言われてしまったんです。私が作るものより、インスタントのほうが美味しいのかと悲しかったですね…(笑)」(Aさん)。

記者も小学生時代の夏休み、母親に翌日の昼食を聞かれて、「カップ麺」と即答した記憶がある。ただ、それは母親の作る料理が嫌いなのではなく、学校がある日は給食ばかりで平日の昼にインスタントやレトルト食品を食べることに「特別感」を抱いていたのだ。Aさんの子供も、記者と同じような感覚だったのかもしれない。

夏休み中、食事を作ってもらう子供達は、当たり前だと考えず、感謝の気持ちを忘れないようにしよう。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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