四国のダムが異例の事態で驚きの声 台風の影響も「珍しい状況に…」「ウソだろ!?」

高知で線状降水帯が発生し、早明浦ダムの上流で大雨が。緊急放流が検討される事態にまでなったことに驚きの声があがった。

2023/08/10 16:00

ダム

台風6号の影響で、高知県中部で線状降水帯が発生。大雨が降ったことにより、早明浦ダムの緊急放流の可能性が発表され、SNSでも注目が集まった。


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■線状降水帯が発生して大雨に

早明浦ダムのある高知県では、10日未明に線状降水帯発生情報が出て非常に激しい雨が降り続いた。

ダムでは雨を貯める洪水調節を行っていたが、ダムに流入する水の量が、貯水できる量の限界を超える恐れがあるとして、同日午後1時より緊急放流する可能性が発表されていた。

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■「四国の水がめ」だが…

実際には予想より流入量が下回ったため、緊急放流は実施されないことに。

ただ早明浦ダムといえば、四国全体に水を供給する「四国の水がめ」として知られているが、夏場にはしばしば貯水率が大幅に低減し、毎年のように渇水が報じられている。

それだけに、緊急放流を検討する事態にまでなったことに、ツイッター(現・X)では地元の人らからの反響が大きく、「早明浦ダム」「緊急放流」がトレンド入りする事態に。


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■「ウソだろ!?」驚く声

ユーザーからは「ウソだろ!? と目を丸くしてしまった」「夏の早明浦ダムで水が余るって確かに緊急事態だな」「貯水率100%ってすごいな。聞いたことなくない…?」と驚く声がみられた。

渇水の印象が強い人も多いようで、「枯渇しているイメージしかなかったから見間違えたのかと…」「毎年水不足で枯れてるイメージしかなかったからびっくり」「早明浦ダムと聞いて真っ先に連想するのは、満水による緊急放流よりも『渇水時に出現する旧大川村役場』のほうだと思う」といったコメントも。

さらに、「四国の渇水でおなじみの早明浦ダムが緊急放流間近だったとは。早くおさまりますように」「早く無事に過ぎ去ってくれ…」「四国や九州に雨降らさなくていいから…」と願う声も寄せられた。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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