ヴィーガン界のインフルエンサー女性が39歳で死亡 最期は瘦せ細り歩くこともできず

ヴィーガン界のインフルエンサーだった女性が急逝した。数ヶ月前から痩せ細り、見るからに疲れ切っていたという。

2023/08/05 20:00

ベジタリアン・ヴィーガン・スムージー

近年は食生活も多様化し、いわゆる「ベジタリアン」のなかにも、ヴィーガンやフルータリアンなど10以上の種類があるそうだ。

ところが先日、ヴィーガン界のインフルエンサーであった女性が餓死したことを、アメリカの『NEW YORK POST』やイギリスの『INDEPENDENT』が報じている。

【画像】ヴィーガン食の女性が痩せ細った姿に…


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■長年ヴィーガン食を実践

亡くなったインフルエンサーの女性とは、ロシア連邦・タタールスタン共和国のカザンに暮らしていたジャンナ・サムノソワさん(39)だ。

ジャンナさんは、果物や野菜だけを口にする「ヴィーガン食」をSNSで頻繁に紹介し、フォロワーは数百万人にものぼっていた。

だが東南アジア諸国をめぐる旅行の途中、7月21日に滞在先のマレーシアの病院で亡くなった。最期は痩せ細り歩くこともできず、餓死と考えられている。

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■飢餓は数ヶ月前からか

ジャンナさんの1階上のフロアに住んでいた友人は、「彼女は数ヶ月前のスリランカ滞在ですでに疲れ切っており、足はリンパ液で浮腫んでいた」「力尽きた遺体がいつか部屋から発見されるのでは、と毎日ハラハラしていた」とメディアに明かした。

ジャンナさんは数年間、「拒食症の治療を受けるように」と強いられ、逃げるようにしてタイのプーケットへ。そこからは悪臭が有名なドリアンをはじめ、生の果物とヒマワリの種、フルーツスムージーとジュースだけを摂取していたという。


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■「毎日自分が変化する」

ジャンナさんはSNSで、自身のライフスタイルについてたびたび言及。「毎日自分の心と体が変化していくのを感じる」「新しい自分が大好きで、以前の生活にはもう戻れない」と語っていた。

またヴィーガン食になったきっかけは、周りの人たちが実年齢より年上に見えること。「ジャンクフードのせい」と指摘し、フォロワーには「シンプルで健康的な食生活」を勧めていた。


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■ローフードダイエットはリスクも

火を通さず生で食べられる食品にこだわる「ローフードダイエット」は、痩身、心臓の健康維持、糖尿病のリスク減少に効果的だといわれている。

一方でカルシウムやビタミンBやD不足のほか、貧血、神経系の損傷、ホルモンバランスの乱れによる疲労、生理不順、不妊症に繋がる可能性も指摘されており、メリットばかりではないという。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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