引越先の壁から総額800万円の高級品が続々発見　管理人に届けた女性に称賛の声

アパート室内を掃除中に、壁に埋め込まれている金庫を発見した女性。その中からあっと驚くような物が出てきたことを、『Thaiger』など海外メディアが伝えた。

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■引っ越し先の壁に金庫が…

中国・浙江省金華市にあるアパートに引っ越した女性が、室内をきれいにしようと考え清掃を開始。作業を進めるうちに、壁の下側に何かが目立たないよう埋め込まれていることに気付いた。よく見ると、それは緑色の小型金庫だった。

意外な発見に驚いた女性がさっそく開けて中を確認したところ、金のネックレスや銀のブレスレット、外国のお金などが続々と出てきた。女性はそれらをかき集めてアパート管理者に会いに行き、「どうか持ち主に返してあげてほしい」とリクエストした。

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■高齢夫婦の遺品と判明

過去の記録をさっそく確認したところ、そのアパートで以前暮らしていたのは一組の高齢夫婦だった。同夫婦は金庫をアパート内に隠していたが、子供たちに場所を知らせることなく死亡したようだ。

なお隠されていた物は高価な物ばかりで、総額約40万元 （約797万円）の価値があることも判明した。

夫婦の死後、何も知らなかった子供たちはアパートを売却。そこに移り住んだ女性が善良だったおかげで、両親の遺品が室内に残っていたことを知ることができた。

この件について報道された後、地域の住民からは正直な女性を称賛する声が噴出。「すばらしい道徳心だ」「誠実だ」という意見も多く上がっている。

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■古い家には意外な物も？

なおアメリカでプロのトレジャーハンターとして活動する男性は、中古物件のオーナーに「壁をじっくり見てみるといい」とアドバイス。

驚くようなお宝が隠されている可能性があると過去に話し話題を集めた。同男性によると、“こじ開けたようなあと”がある箇所は要チェックだという。

気になる部分に穴を開けてお宝を発見できればラッキーだが、何もなければ壁の修繕に大金を費やすはめになるだけだ。「そんな余裕はない」という人はチャレンジしないほうが無難だ。