テイラー・スウィフト、ライブ中にマグニチュード2.3の地震を引き起こす

人気歌手テイラー・スウィフトのライブで地震を観測。来年2月には東京ドームで4日間の開催が決まっているが、果たして揺れは起こるのだろうか。

2023/07/31 06:00

ライブ・コンサート・サイリウム・ペンライト

世界的歌姫のライブに行けるとあって、ファンたちの喜びや興奮はひとしおだったのだろう。シンガーソングライタのテイラー・スウィフトにまつわる驚きのエピソードが、また1つ生まれたようだ。

アメリカの『NEW YORK POST』や『abc7』が報じている。


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■スタジアム付近で地震を観測

7月22日から23日にかけ、アメリカ・ワシントン州シアトルにある『ルーメン・フィールド』で、33歳の人気歌姫テイラー・スウィフトがライブを行った。

テイラーは現在、ワールドツアー『The Eras Tour』の真っただ中で、144,000席を超えるチケットは発売後間もなく完売したという。

ところがその週末、市内では地震が起きていないにもかかわらず、スタジアムの隣に設置された地震計が揺れを観測した。

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■2日間同じパターンで揺れ

地震計はマグニチュード2.3を記録し、ウェスタン・ワシントン大学で地質学を教えているジャッキー・カプラン・アウアーバッハ教授が調査を行った。

揺れは2日間のうち、ライブが行われていた3時間半にわたって続いており、同じようなリズムやパターンで揺れていたことが判明した。

これは2011年、NFLの試合でシアトル・シーホークスの劇的なタッチダウンに熱狂したファンが起こした「ビースト地震」を超える記録となった。


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■最大の揺れはやはりあのヒットソング

パシフィック・ノースウェスト地震ネットワークの地震学者、マウス・ノイシュさんは超音波により観測。最も揺れた曲は、メガヒット曲の『Blank Space』と『Shake It Off』だったことも分かった。

これを受け、テイラー本人がインスタグラムを更新。「シアトルは最高の週末だった!」「全力で声援、叫び、ジャンプ、ダンス、歌を歌ってくれて、みんなありがとう」とファンに感謝した。


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■「文字通りのshake」

ファンからは「すごいね! 文字通り『shake』したのか」「彼女のライブはノンストップのパーティーのよう。本当に楽しかった」など、反響も大きい。

今年の3月にアリゾナ州グレンデールから始まったツアーも、いよいよ終盤を迎え、8月に全米公演を終える。

計10億ドル(日本円にして約1,400億円)を売り上げ、各開催地の経済を活性化させていることは間違いないといい、史上最高の興行収入を更新するだろうという。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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