婚約成立直後に女性が崖から転落死　「ロマンチックな場所と思った」と恋人は悲痛

絶景を眺めながらピクニックを楽しむはずが、まさかの悲劇が起こってしまった。婚約成立の直後に女性が崖から転落し亡くなっていたことを、『New York Post』『Fox News』など海外メディアが伝えた。

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■崖を訪れたカップル

6日、トルコで暮らす熱愛カップルが婚約。それを記念してチャナッカレにある崖に行き、絶景を楽しむことにした。

そこで男性は、「夕日を眺めながらピクニックを楽しもう」と提案。用意してあった食べ物と飲み物を取りに車に戻ろうとしたが、直後に悲鳴が響いたため大慌てで崖に戻った。

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■最悪の結果に…

男性が急ぎ戻ったものの、女性は足を滑らせて崖から約32メートル下に転落した後だった。重傷を負っていたが生きていた女性を救ってもらうため、男性はすぐに通報した。

ほどなくして救急隊が到着して手を尽くしたが、女性は45分後に死亡した。享年39歳であり、人生これからというときに起こった悲劇だった。

亡くなった女性の友人たちは一部メディアの取材に応じ、「あの崖に夕日を見に行く人はとても多いんです」「ただ道はひどい状態だし、（事故の）予防策もしていない状態でした」「せめてフェンスを建てるべきだと思います」と話した。

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■「ロマンチックな場所と思った」

幸せの絶頂から不幸のどん底に突き落とされた男性は、崖に行った理由をメディアに聞かれ「あそこならロマンチックだと思って…」「素敵な思い出を作りたかったんです」「お酒を少々飲んだ後で、彼女はバランスを崩してしまったんです」と説明した。

この事故の直後、現場には警察官たちが入り入念な調査を開始。そのため崖は立ち入り禁止とされていたが、15日には規制つきで開放された。

当局は現地を訪れる観光客や地元の住民に対し、「このような事故が二度と起こらないよう注意してほしい」と呼びかけている。