里崎智也氏、“キャラかぶり”オリックスのトレード候補は… 「チャンスない」
「この4人はキャラかぶり。全員で潰し合っちゃう」と里崎智也氏がオリックスのトレード候補4人を挙げる。
■右のリリーフが豊富
首位を走るオリックスで、里崎氏が注目したのは投手だった。まずは吉田凌選手。切れ味するどいスライダーを武器に、2020年は35試合で防御率2.17、リーグ優勝した21年は18試合で防御率2.12だった。
「22年から、スライダーだけしか投げれないってところがバレちゃって、それを狙われちゃうっていう」。今季2軍では好成績をおさめているが「今1軍のリリーフが平野、ワゲスパック、宇田川、小木田…右が豊富だからなかなかチャンスない」とトレード候補に挙げた。
■かつて3年連続50試合登板も…
漆原大晟選手と黒木優太選手、さらに近藤大亮選手の名前も。
17年～19年は50試合以上登板、昨年は32試合で防御率2.10と貢献度は高いが、今季は9試合で防御率5.79。中継ぎのポジションを奪われる可能性があると里崎氏は指摘する。
■キャラかぶり「全員で潰し合っちゃう」
「この4人の選手はキャラかぶりじゃん、大体使うところも。全員で潰し合っちゃうからチャンスもないし。1軍でも、もうポジションないから。この4人の中の選手、誰かトレードに出してあげてもいいんちゃうかって思う」と提案。「いいポテンシャルあるから。心機一転、新天地でチャンスあればいい形でピッチングできる可能性ある」と述べた。
野手では、西野真弘選手と山足達也選手、福田周平選手も気になる里崎氏。しかし、それよりも「やっぱりピッチャーやな。野手っていうよりも、ピッチャーのあの4人」をトレード候補として推していた。
