息子夫婦に新居の建設資金を与えたのに… 敷地内同居を拒まれた男性が悲痛

愛する息子家族と敷地内同居したいと考えた男性が大金を差し出したが、思いもよらないトラブルが発生してしまった。

中年男性・孤独・絶望

息子との敷地内同居を望み動き始めた男性が、息子の妻と激突。「出て行ってほしい」「言うことを聞かなければ孫には会わせない」と脅され、困り果てている。


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■息子夫婦にお金を提供

海外で妻(62)と暮らす男性(64)が、大事に育てた息子(36)から「理想にぴったりの家を見つけた」「購入して妻子とそこで暮らしたい」と相談を持ちかけられた。

息子が購入を希望している家の敷地には、古い納屋がある。「あの納屋を改装し、僕と妻はそこで暮せばいい」と思いついた男性は、息子と話し合った上で土地・家の購入資金として12万ポンド(約2,164万円)を差し出した。

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■改装が始まったが…

息子一家は、男性が出したお金で家を購入。男性と妻も納屋の改装に取りかかったが、息子の妻(34)は嫌だったらしく文句ばかりつけるようになった。

改装工事の開始から数週がたつ頃には、嫁との関係は劇的に悪化した。そして「お義父さん、お義母さんにはこの土地から出て行ってほしい」「言うことを聞かないのなら法的手段も辞さない」と言われてしまった。


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■息子はあてにならず

息子にも相談し介入を求めたが、状況はまったく変わらない。それどころか嫁は「こちらの言う通りにしてほしい」「出て行かないなら、もう孫にも会わせない」と言い出した。

困った男性は弁護士に連絡し「せめて息子夫婦にお金を返してもらいたい」と相談したが、そもそもギフトとして渡したお金であるため「返却を求めるのは困難」と判断された。


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■男性がすべきことは…

困った男性がイギリスのメディア『The Sun』の相談コーナーに投稿したところ、受け付けた回答者は「つらい状況でしょう」と男性に同情を示した。

まずは自分にとって何が一番大切なのかじっくり考えるよう勧め、その上で孫との関係維持を優先しある程度は折れる、または絶縁を覚悟の上で「お金を返して」と言い続けるしかないと助言した。

同居、敷地内同居、二世帯同居などさまざまな形があるが、どれを選んでも問題が発生する可能性がある。経済的な援助をしてまで同居を求めず互いに少し離れて生活するほうが、トラブルに発展することは少ないのかもしれない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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