飛行機の座席下に生々しい血が大量に… 同機利用者のものと知り乗客が震撼

飛行機の床に血が…。座席の下に置いた荷物の一部も「赤く染まった」という乗客が、航空会社に対する不信感をあらわにした。

飛行機

飛行機の中で、なぜか異様な臭いが…。その原因が機内に残っていた血だと判明するまでのショッキングな経緯を、『New York Post』など海外メディアが伝えた。


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■悪臭に気づいた男性

海外でジャーナリストとして活動する男性が、パリ発トロント着の飛行機に搭乗。荷物のリュックを座席の下に置きくつろいでいたが、離陸からしばらくたったころ「ものすごく嫌な臭いがする」と気づいた。

原因が分からず不安になり足元を確認すると、大きな汚れを発見。思い切って指で触ってみたところ湿っていたため、客室乗務員に声をかけてウェットティッシュを用意してもらった。

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■荷物にまで赤い汚れが…

大量のウェットティッシュを使い汚れを拭った男性は、それが赤く染まったことから「これは血だ」と確信した。

慌てて座席の下からリュックを引っ張り出して確認すれば、布製のショルダーストラップがやはり赤くなっている。男性は客室乗務員にもらったゴム手袋を着用し汚れを拭き取ろうとしたが、約30分かけても血の色は完全には消えなかった。


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■衝撃的な事実が発覚

驚いた様子で男性を見ていた客室乗務員たちは、同じ飛行機を利用して体調を崩した乗客に言及。「清掃スタッフが座席を取り替えたのに、カーペットの部分は清掃しなかったようですね」などとも話し始めた。

うちひとりが「内出血」「感染症」といった言葉を使うのを聞いた男性は、自分や他の乗客が怖い病気にさらされた可能性を考えゾッとした。


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■航空会社に怒りも

その後、男性はSNSを利用し「この件について真剣に考えてほしい」と航空会社に呼びかけた。

危険にさらされた可能性があるのであれば、教えてほしいとも訴える男性に航空会社も反応し、「なるべく早くこちらから連絡させていただきます」「ご不便をおかけし申し訳ございません」と書き込んでいる。

悪臭に続く意外な原因発覚で、とても不愉快な思いをした男性。これには多くの人が驚き、「裁判沙汰になってもおかしくない」「血で感染する病気もあるのに…」「病名を考えるのも怖い」といったコメントをSNSに多数書き込んでいる。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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